時々
日中の気温は10℃を超えた、風は強い、街の隅々に盛られた雪が融けはじめ、
空気はほこりっぽく、この季節特有の「風」が吹く、
3月15日、ジャズピアニスト・福居良さんが、この世を去った、
昨年暮れ、リンパ癌で入院されたことを、秋山先生から聞いていた、
同じ時期、私も膀胱癌で手術・入院を繰り返していた、
福居さんとは20年以上前、ひらふ、Fさんのヒュッテで、はじめてお会いした、
同じ時代、アコーディオンを弾いていた、当時、私はアコーディオンを「持っている」だけだった、
Fさんのヒュッテでコンサートがある度にお邪魔していた、
かでるホールでのコンサートも思い出します、
駐車場が閉鎖され、ニセコに子どもたちを残したまま、私とtomokoさんは札幌の知人宅で、一晩お世話になった、
私がニセコ町の文化協会を協力しているときは、ニセコでソロ・コンサートをお願いした、
スローボートへお願いに行くと「クボちゃん、下の焼き鳥屋で・・・」旨そうにビールを飲んでいた、
お店はLIVE真最中、「ここでお話し出来ないから・・・」
音楽には厳しい人だった、
野球の話しは楽しかった、
スローボート(アコーディオンの聴けるお店)を秋山先生に紹介した、
どうか安らかにお休み下さい。
コンサートの後、ユースで初めてお会いした。
人の良さそうなオッチャンとしっかり者の奥さん・・・
ご夫婦だと思った。
福居さんはアコーディオンをずっと弾いていました。
いつもお世話になります、
・・・そう・・あの時は「ダラッペ」とか
レアな、懐かしいアコーディオンが私の所にあって、
昔、ダラッペを弾いていた良さんは、音色を確かめて
おられた、でも、昔のダラッペの方が、音は良かった・・・
一日・一日・・・と時間は過ぎて行きます、