ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

相応しい「値」!

2009-04-07 07:11:02 | Weblog




朝から良く晴れた。
その分気温は低く、家中のストーヴをつけて回る。
4:00時頃、起床、もうすでに薄明るい外の様子が
見えるようになってきた。

昨日、隣町の小学校の入学式は、式の雰囲気になじめない
新入生が入場出来なかったりして、なかなか、微笑ましい
入学式となった。集団生活や、集団行動の経験の無い
子どもにとって、あの入学式の格式張った?雰囲気では
「飛んでもない所に来てしまった,どうしよう?」と
考えてしまうのは普通だと思った。
しばらくして,お母さんに寄り添って入場した姿に、
会場から,拍手が沸き起こった。

今日は、ニセコ中学校,ニセコ小学校、入学式のダブルヘッターに
お邪魔する。

普通、入学式って、桜の木の下で、親と一緒に記念写真写したり
する事が多いけど、北海道で、それは望めない。
桜は、まだ一ヶ月も先の話で、だいたい、校舎の横手の大きな
雪山の前で、記念写真を写したりする。
時ならぬ雪に降り込められて、半ズボンの新入生が震え上がる年もある。

道央、道北の峠では、まだ圧雪アイスバーンなんて道路情報が流れている。

雪ノ下では、生き物達が今か今かと出番を待っているに、違いないが、
なかなか、「ハイ、どうぞ・・!」とは行かないのが、
自然の習わしだ。
「待った!」や「フェイント」をかけられ
ある日、ふと、春がやって来る。

待ち遠しく、また、それに相応しい,「値」があるのだろう。
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