ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

音漏れのするアコーディオン2台の修理

2012-05-29 19:00:37 | Weblog
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早朝、雨が降っていた、傘をさして散歩に出かける、
南沢の水かさもすっかり普通になり、雪解けの頃のあの,轟々という水の音も
懐かしい響きとなった。

今日は,朝から音漏れのするアコーディオン2台の修理にとりかかった、以前から頼まれたり、
気になっていた楽器があった、1台は、古いML2セットの鍵盤低いAbの音が漏れていた、
蛇腹を開け閉めするだけで、ぶ~ぶ~鳴った、検討を付けて、グリルを外し、ピンも抜いて
鍵盤側を全て外した、原因は鍵盤の先に付いているパッドのフェルトが剥がれて脱落していることと
分かったので、その辺のフェルトの切れっ端をパッドの大きさに切り取り、ピンセットを使って、
多様途ボンドで貼付けた、アコーディオンを組み直して,エアー漏れが無いかチェックし
無事に音漏れは解消した。

もう一台は、タスカーニのBass部の音漏れ、これはE だった、ボタンとアッセンブリー(タスカーニはそうなっているのでありがたい)
になっている左のアクションセットを全て外して外に出し、先ず全てのバッドの裏側をチェックした、
一つのパッドのフェルトに、何か赤い小さなゴミのようなものがくっついていた、それをピンセットで
取り除き、元の形に組み直して,音漏れは解消した、上手く修理が出来て,少し嬉しかった、

原因が分からない時は、じっと眺めることにしている、とくに左の入り組んだBass部のアッセは
一筋縄では行かない、一つの線がピンから外れていても、和音が上手く鳴らなかったりする、
とにかくじっと眺めて、原因を突き止める・・・・これが今の電子機器であれば、もう全然お手上げだけど、
アコーディオンは「幸い?」とてもアナログチックな機械なので、私でも簡単なことは対処出来る、

今日の写真は、タスカーニの左のカバーを開けたところ・・・・。

昼から,合奏用の4部の楽譜を2曲書いた、書き上げたものを,ソフトに頼んで?4部の混声コーラスで演奏してもらって、
音の響きを確認しているというか、遊んでいる、tomokoさんは、ニセコの友人が札幌に見えたので、
私とおばあちゃんが久しぶりに,留守番だった。

ライラックも咲き始めた、森はあっと言う間に、緑のこんもりとした茂みに変身した。

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