ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

アコーディオン5

2005-08-15 12:48:30 | Weblog
朝から、熱風が吹いています。今日も暑い1日になりそうです。

アコーディオンの周辺の事柄をあれこれ綴っていますが、これはキリがありません、次から次へと、思いは巡り取り留めがなくなってきます。
 日々の練習で、私がいつも忘れないのは、映画、バクダットカフェの中で、黒人の男の子が、ベニヤ板に自分で描いた鍵盤を真剣に叩いて練習していた光景です、店にはボンボンピアノがあったようにも思いますが、荒涼とした砂漠を背景に、一心不乱にベニヤ板を叩くあの子の姿が忘れられません、お客さんがいなくて、店のピアノを叩いても良い時は、ハノンかバッハの何か練習曲を弾いていたように思います、いつも母親に怒鳴られて、それでも、めげずに鍵盤を叩き続けていました、あれしなさい、これしなさいと、言われ続け、いやいや教室に通う子供もいますが、何かを自分のモノにしたい、表現したいという欲求に気が付いてしまったら、たとえ、砂漠の真中にいても、小さな島にいても、都会にいても関係なく、その人を突き動かすのでしょう、練習したから、全ての人が優れた奏者になる訳ではないかも知れませんが、練習せずにはおられないという、気持ちは良くわかります。
 野球が好きだった、子供の頃は、5〜6mもある橋の欄干の上にたって、(下半身のバランスを崩さないように)何度も何度も素振りをしたし、草原に行って、一人で、ボールを打っては、走ってとりに行って、また打って走ってと、暗くなるまでボールを追っかけていました。
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