ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

手宮の鉄道博物館

2009-07-10 23:07:02 | Weblog

風カゼKAZEcaze風カゼKAZEcaze


今朝は.横殴りの大雨だった。
私は,札幌のホテルに居たけど、
朝,電話で聞いたら、「風も凄いという話だった」
夕方帰って,畑を眺めると、40Cmほどのトーキビが
皆、斜めってた?「これは,大丈夫、治る」と大先輩が
太鼓判を押した。

初めて,小樽手宮の鉄道博物館に行った。
開拓当時、道内隈無く,鉄道網を敷いて行く、国策だったけど、
原野と言うか、山岳原野と言うか、前人未到の未開拓地域に
測量をかけて、木橋を作って、トンネルをハンマーとタガネだけで
掘って、軌道を確保して行った。

現在のアウトドアーごっこなんて言葉は悪いが「糞食らえ」になってしまう。
ヒグマと戦い、山岳地帯、海岸線の断崖絶壁の上に,線路はひかれて行った。
北海道の炭坑と同様、とてつもない,難工事が馬と人だけで、成し遂げられた。
想像を絶する世界が、そこに存在した。

今は、どんどん、鉄道が消えて行くけど、歴史を見てしまうと、
北海道の人々の,鉄道に対する思いはそれは,一言,二言では語り尽くせない
特別な重さなのだという思いに至った。

タイトな日々が続く。
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