風は、さほどでもありませんが、雨は断続的に降ります。
南から押し上げられた湿った空気がニセコにも確実に届いています。
嵐の前の静けさという表現にぴったりの朝の空模様です。
反則技
自転車の発電機に導線を2本つないで延ばし、
河原へ持って行き、
1.必死で、自転車を漕ぐ係。(2~3人)
2.川へ入って、電極をお魚の隠れていそうな場所の上下に差し込んで
びりびりさせる係。
3.川下で、ぽっかぽっか痺れて浮いてくるお魚をすくう係。
注意:川に入る者は、ゴム長を使用すること、素手で川に手を入れると
自分もびりびり痺れます。
水路が複数になっているような川で、田舎道の橋の下に潜む
お魚を一網打尽にします。人数は多い方が良い。10人くらい。
1.橋の上手を土嚢または、そこら編の土をスコップで積み上げ
塞き止めます。水路が複数になっていれば、隣の水路に水を逃がします。
2.塞き止められたことを確認して、橋の下手も同じように塞き止めます。
3.橋の下の溜まった水を、ひたすらバケツでかい出す。
4.橋の下に潜む、大物、小物、うなぎ、ナマズ、なんでも
仕方なく、出て来ます。大漁です。
子どもの頃、夏休みに毎朝/早朝、通った、土管の水路がありました。
朝早く行くと、水路の出口には、でっかい鮒、ナマズ、といった
大物がごっそり出て来て、遊んでいました。何とか捕まえてやろうと
子どもながらに知恵を絞って、ひたすら考えました。
足音に気づかれると、獲物は一斉に土管の中に消えてしまいます。
じりじりした日差しのもと、じっと待ちました、
30分もすると、魚達のしっぽが現れ、また、大きな獲物達が
ぞろぞろ、土管から出て来ます、一番大きな鮒に狙いを定めて
タモを投げ入れるのですが、捕獲した試しが」なかったのです。
それでも、毎日、わくわく、土管に通いました。
上記、反則技は、兄達や、大人が集まって夏の良き日に
ときどき、繰り広げられる一大イベントでした。
どんな、大物が出てくるのか、橋の上で目を丸くして
眺めていたものでした。
でも、子どもながらに、
これは『反則技』だと薄々感じていました。
ぽかぽか、白い腹を見せて、浮かぶ魚には
ちっとも魅力を感じませんでした。
良い子は、決してこのような真似をしてはなりません。
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