お天気は、落ち着いた。
風も止み、所々に青空が広がった。
お客様の移動が始まり、私は走り続ける。
ここ2~3日は降雪が無く、道路はつるつるになった。
油断してると、ハンドルを取られる、
慌てて、ブレーキを踏まない、踏んでしまうと「アァ~~レェ~~~」
となる。
ブレーキをなるべく、踏まなくてよい状態?で車を走らせる。
これも、経験になってくる。
路面を一目で、判断してそれに即した運転を心がける。
頭の中には「グリップとノングリップ」という2種類の
操作手順がインプットされている。それを日によって、
切り換え・切り換え・運転してるに過ぎない。
今日、倶知安のスーパーマーッケットの駐車場で会った知人が
先月、京極=倶知安線で正面衝突したと教えてくれた。
「ダメかと思ったけど生きていた」「胸が痛い」
「車は大破してパァ-になった」とも述べた。
自分は真っ直ぐ走ってても、対向車が向って来ると、どうしようもない・・・・。
シートベルトで胸は痛めたけど、命は助かった。
今朝も、駅の送迎の帰り、3mくらい高さの雪の壁に、明らかに車が突っ込んだ
という後が残っていた。壁の下にはバンパーが転がっていた。
とにかく、タイヤをロックさせない、滑らさない、と心がけて走る。
先月の20日辺りから、幸いにお客様は切れない、しばらく続く。
お正月、皆様が、怪我も事故も無く、風邪ひきも無く、無事に
都会に帰られたのが、何より嬉しい。
一週間、風で寝ていたとか、初日に救急車で運ばれて
松葉杖で飛行機に乗ったとかは
普通にあったことだから。
お客様によっては、2週間くらい山に籠る、
テレビニュースもバライティーも何も情報を必要としない、
ひたすら、朝から晩まで,雪の中に身を委ねる。
飛行機から降りた翌日から日常の仕事。仲間の会話にも
付いて行けない、ただ、精神・肉体はリフレッシュされている。
ただ、毎年同じ顔ぶれで、イニシエーションのように
何年もそれがくり返されて来ると・・・「俺たち・ちょっと・・・・」
と考えるようになる、気が付けば10年近く全く同じことを
くり返している人も中には存在する。
知人は嫁の実家に・・・
今年は子どもが受験だから、
何処にも・・・・という仲間もあるが。
その為に、非常にストイックに、毎日、都会で鍛えている人々も
存在する。鍛えなければ、何日も連続で、滑れない。
昔、「ぷ~はうす」では「猿のように滑る」という言葉が流行った。
言い得て妙だが、スキーは何処まで行っても奥が深い。
明日からの2連休、東京からも昔の知人が訪れる。
なかなか昔の仲間も集まれなくなったけど、
楽しい夜になることを期待したい。
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