ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

脱兎のごとく!

2006-06-14 06:12:06 | Weblog
????はっきりしないお天気がつづきます。日中でも、スト−ヴを炊きたい、そんな毎日です、山の雪は遅いながらも白い筋を残して日に日に溶けて行きます。先日五色温泉の周りは、まだ真っ白でしたが。小さな水芭蕉がやっと顔を出すくらいでした。

最近、野うさぎを良く見かけます。いつも大体決まった場所をぴょんぴょんしています。(『一生懸命』という言葉の意味を始めて知ったのはモスクワでした)と知人に教えて頂いた事がありますが、私が『脱兎のごとく』の意味を始めて思い知ったのはここニセコでした。雪の降り初めの頃、YHの校庭を我が家のワン公に追い掛けられて、矢のごとく逃げ回る白い生き物、それが野うさぎでした、その逃げ足の早い事、瞬く間にワン公どもは雪煙に巻かれてしまいました。この季節は純白ではなく、ちょとグレーかかった迷彩色のような感じで、日中でも時々、綺麗に起された畑の端から端へ一直線にぴょんぴょんしています。こんな真っ昼間にと思うのですが、彼女にも、なにかのっぴきならない用事が出来たのでしょう、脇目もふらずに広い畑を走り去りました。
そう言えば、冬のウサギ狩りの話や、お供えの砂糖菓子を狙って進入して来る、真冬の金色のテンの話や、舞茸狩りで出会うひぐまの話をおもしろおかしく聞かせてくれた近所のおじいさんも最近は身体の調子が優れない様子です。
コメント