海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1837 カリンバ・その9(完成!)

2020-05-22 | 工作

カリンバ・その9(完成!)

ここまでくれば、逸る気持ちのままに、セッティングです。

かねてより出番を待っていたバーベキュー串のキーたちの出番です。

ちょうど良さそうな長さのを選んで、今回は11本。

何度も実験して、部品の高さや広さを調整してきたので、すんなりと決まりました。

一番長いキーがC。

Cから左右交互に、D、E、F、G、A、B、C、D、E、Fまで。

チューニングも結構大きな音が出るので楽に出来ました。

思ったとおりいい音です。

特に低い音がよく響きます。

早速庭で奏でみました。(適当ですが…)

夕日に照らされて、キーが光ってきれいですね。

一応、満足のカリンバ・その9です。

(木:共鳴箱・アガチス、駒・茶色の堅木、押さえ棒・松、まくら・マホガニー 金属:駒・園芸用針金、押さえ棒・ユニクロ平板、キー・バーベキュー串、ボルトナット、ビス 水性ニスウォールナット 鮑貝象嵌)


No.1836 カリンバ・その9(塗装を終えて)

2020-05-22 | 工作

カリンバ・その9(塗装を終えて)

早速塗装しました。

水性着色ニスのウォールナット、水で薄めてから三度重ねて塗りました。

最初にオイルステインを塗った表板は、やはりオイルが浸透していた所が残っていたのか、少しムラができたので、多めに重ねたのです。

これでほぼ黒檀色、エボニーですね。

象嵌もきれいに浮かび上がっています。

木肌も適度に荒れて、ツルツルではないのがポイントです。

後で差し込む駒が滑らない程度というのを目指しました。

そして、キーを押さえるための金属板+木片もボルトでセットしました。

これで準備は完了。

後はキーを組み込めば完成です。


No.1835 カリンバ・その9(共鳴箱の塗装前)

2020-05-22 | 工作

カリンバ・その9(共鳴箱の塗装前)

貝の象嵌をしたカリンバその9は、その8の塗装の実験のために作り始めたものでした。

しかし、表面だけ作ってそのまま終わる訳にはいかないので、これも最後までしっかり作っています。

実験として塗った油性塗料をできるだけ落として、木肌の色が出るまで研いたところです。

アガチス本来の肌色になりました。

これで、共鳴箱はほぼ出来上がり。

この箱、叩くと打楽器の様によく響きます。

後は塗装です。

 


No.1834 カリンバ・その10(厚さ調整)

2020-05-22 | 工作

カリンバ・その10(厚さ調整)

これは廃材利用のものですが、板の厚さが1㎝なので、表裏の両面を側面枠に付けて持ってみると、かなりの厚さになって持ちにくいのです。

そこで、裏面板を側面に接着した後ですが、大胆にも側面板枠をノコギリで切る、ということにしました。

ノコギリに自信のない頃なら、そのままにしておいたのでしょうが、最近はゼットソーのお陰で自信もついてきて、勢いで切ってしまいました。

約10㎜輪切り状態で切り取りに成功しました。

この方が面が真っ直ぐになったので、かえって表板の接着にはよい様です。

これも、あと少しで完成です。