海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2382 パネルを作る・その2

2022-09-30 | 工作

パネルを作る・その2

昨日は枠を作ったので、次にベニヤ板の切断です。

寸法を正確にとってから、ノコギリで切っていきます。

この前のStrumstick作りの時に、ゼットソーの刃を交換したので、とてもよく切れます。

刃物はこうでなくちゃなりません。

気持ちよく切れれば、作業はとても簡単です。

ベニヤ板二枚から、六作分の表面の板を切り終えました。

今日はここまで。

少しずつの作業です。

明日は完成予定ですね。


No.2381 パネルを作る

2022-09-29 | 工作

パネルを作る

書道塾の皆さんの作品を展示会に出品するため、パネルを作っています。

自分が高校生の書道部の時から、ずっと作ってきた作品用パネルですが、きっちり作ろうと思うとそれなりに手間がかかります。

でも、慣れた作業です。

先ずは枠から、昨日切っておいたドウブチをボンドと釘で組み立てました。

自宅で作る場合、作業台が問題ですが…。

とにかく、外で。


No.2380 カード入れ

2022-09-27 | 工作

カード入れ

斜めに切断された端切れの床皮革材。

クルクル巻いて、カードの入る大きさに折ってから、底のと角を接着剤で留め、穴を空けて縫っただけです。

床材ですので、まったく派手さはないですが、独特の風合いがあります。

レインボーの糸でちょっと変化をつけました。

表裏で3箇所の差し込み口があります。

小さなものですが、クオカードや図書カード、そしてちょっとだけお札を入れて、ポケットに忍ばせておこうと思います。


No.2376 皮革の持ち手カバー

2022-09-21 | 工作

皮革の持ち手カバー

この前作ったカバン用持ち手カバーの具合いがいいので、もう少し細めのビニールひもやビニール袋に使えるようにと作ってみました。

ビニール袋の持ち手は少し重いと手が痛いので、両方まとめて一つのこのカバーで使えます。

前回、複数作るうちにバネホックの取り付け方も慣れてきました。

今回は刻印も入れてます。


No.2375 カリンの実

2022-09-19 | 

カリンの実

台風14号、台風の目が近くを通過したようです。

強烈な風でどうなることかと心配していましたが、ここはなんとか無事に済んだ様です。

前回の台風の時には、いくつか落下したのですが、今回はちゃんと着いています。

風の向きで状況はかなり違いますね。

とにかく、今回はやり過ごせました。

台風14号による被害は、これから明らかになっていくでしょうが、農産物の被害がとても心配です。

たわわに実った田んぼの稲やこれから旬の梨や柿、大丈夫でしょうか。

自然災害の前では、祈るしかありません。

どうか少ない被害で済みますように…。


No.2374 皮革のカバン持ち手カバー

2022-09-15 | 工作

皮革のカバン持ち手カバー

友人からの依頼でこんな物を作りました。

カバンの持ち手のカバーということです。

大切に使っているカバンの持ち手が傷むのを防ぐためですね。

皮革で物を作る者にとっては、とても簡単なものだと思いますが、なんだかとても高価なので驚いてしまい、これくらいなら直ぐにできるよと安請け合いしました。

きっちりと作ればそれなりに手間はかかりますが、何しろ単純なものなので、午前中、いろいろ他のことをしながら、隙間時間で3セット作ってしまいました。

手持ちの材料があったので、ラッキーでしたね。

今回は、手順を書いておきます。

1 厚紙で型紙を作る。

2 皮革を切り取る。

3 トコ面(裏面)をトコフィニッシュで整える。

4 側面の面取り。

5 側面にトコフィニッシュを着けてこする。

6 穴を開ける。

7 金具(バネホック)を着ける。

これで完成です。

ちょうど、Strumstickが一つ出来上がって、次は何を作ろうかと考えていたところでしたから、渡りに舟、というか、グッドタイミングでした。

よくぞ頼んでくれました。ありがとう。


No.2373 弦楽器その2・Strum Stick 完成しました

2022-09-13 | 工作

弦楽器その2・Strum Stick 完成しました

ちょっと時間がかかりましたが、弦楽器その2完成です。

Strum Stickというアメリカの弦楽器を参考に作りました。

三弦の弦楽器で、指板にフレットは付いていますが、その位置が沖縄の三線の押さえる位置と同じです。

三線ではフレットのないただの棹ですから、押さえる所が正確に押さえられなくて難しい部分なのですが、これはチューニングさえできていれば大丈夫。

しかも伴奏楽器としてシンプルなもので、これもビギン考案の「一五一会」とよく似ています。

そんなわけで、本物を見たことも触ったこともありませんが、ネット上の写真や英語の説明文を参考にして、試行錯誤でここまでたどり着きました。

今回はペグがしっかりしているのでチューニングは楽に正確にできるのではないかと思い、昨夜、弦を試しに張ってみました。

ところが、今朝見たら弦の張力に負けて、弦を留めている材が剥げてしまいました。

そこで急遽、木材の留め方を変更、木ネジでしっかり留め、皮革を底の面から渡して補強しました。

弦の張力は強いということを改めて実感したところです。

ともあれ、ネック、ブリッジを取り付けて、再度弦を軽く張ったところで写真を撮りました。

姿はStrum Stickそのものです。

後は、ちゃんとチューニングができて、それなりの音が出るのかどうか。

やってみなければわかりません。

ただ、たくさん失敗していろいろなことを体得しましたので、Strum Stickの第一号として上出来だと思っています。

クラシックギター用の三連ペグももう片方ありますから、もう一つ作らねばなりませんね。

次はもう少しうまくできることでしょう。

とりあえず、このシリーズでは作る過程をお見せしました。