八木重吉詩
夜の薔薇。
ただ一行の詩です。
若い頃は、ぴんときませんでしたが、
ちょっと書いてみたくなりました。
ゾクッとします。
詩集では、この詩集が一番お世話になっています。
句集では、もちろん山頭火ですね。
昨日に引き続き
八木重吉の詩
同じく、秋の瞳より
雲 と題した詩。
「くものある日 くもはかなしい
くものない日 そらはさびしい」
重吉は、この詩集の序に
こう記しています。
「私は、友が無くては、耐えられないのです。
しかし、私にはありません。この貧しい詩を、
これを読んでくださる方の胸に捧げます。
そして、私を、あなたの友にしてください。」
八木重吉の詩
同じく、秋の瞳より
雲 と題した詩。
「くものある日 くもはかなしい
くものない日 そらはさびしい」
重吉は、この詩集の序に
こう記しています。
「私は、友が無くては、耐えられないのです。
しかし、私にはありません。この貧しい詩を、
これを読んでくださる方の胸に捧げます。
そして、私を、あなたの友にしてください。」
八木重吉詩集
秋の瞳より
「ある日のこころ
山となり
ある日のこころ
空となり
ある日のこころ
わたしとなりて
さぶし 」
学生時代からの愛読書を久しぶりに開いてみた。
切ない詩が心に染みる。
何度も開いているページは、
書き込みがあり、手垢で汚れている。
今まで何度書いてきたことか。
しかし、その都度、感じ方が違うように思う。
今まで目に留まらなかったけれど、凄いなー、と思う詩もある。
今日、久しぶりにいくつか書いてみる。
書き下ろしの作品。
文鎮で押さえたまま。
紙がしわだられですが、お許しの程。
楠の立派な一枚板、
厚さは3.5センチ。
友人からの依頼です。
見ての通り、楽しい形の板ですので、
字も楽しく、と思いましたが、
何しろ一枚限りの勝負ですから、
楽しそうになったかどうか?
ともあれ、楽しいことをさせていただきました。
設置されるのが楽しみです。
42×180センチ
いつのまにか、机の上にこんなに並んでしまいました。
これでも、この前の展覧会後のものだけです。
流石に、一日一個です。
知らず知らずのうちに増えていきます。
いつまで続くでしょうか!
止め時が難しくなってきました。
昨日臨書したもの。
今朝見ると紙がしわしわ。
当たり前なのです。
そんなことはわかっているはず。
書いてすぐに、写真撮っておけばよかった、
といつも思うのですが…。
しわしわで、すみません。
さて、造像記も元気が出ますが、
この祭姪稿もそうなのです。
そんなわけで、元気を出したいときには
こんなのを臨書してます。
半切、部分
我が家のベリー類、
他に、グランベリーとジュンベリーがありますが、
この2種は、まだまだ苗で、花もつきませんでしたので、
実も成りません。
ベリー類ではありませんが、ブドウもあります。
今は、こんな感じですが、段々と粒が成長してきます。
これは、デラウェアー。