海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.210 書 「あざみあざやかな…」

2007-05-31 | 


山頭火の句
「あざみあざやかなあめのあまやどり」

「あ」のリズムがなんとも絶妙な句です。
この句も、大好きで、よく書いています。
特にこの季節。
でも、今年はなかなか雨が降りません。
水不足にならなければいいのですが…。

No.209 ベリー 2(ブラックベリー)

2007-05-30 | Weblog

ブラックベリーの花。
ピンクです。
今が花盛り。
もう結実し始めているのもあります。
今年は花数が多くて、収穫が期待できそうです。
ベリー類は、案外強くて育てやすいのです。
こぼれた種から、たくましく育ちます。


No.207   ベリーたち 1

2007-05-28 | 


我が家の庭のベリー達、
元気に育ってます。
今日から、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、などを紹介します。

ブルーベリーは、実がどんどん大きくなってきています。
これは、垣根となっているホームベル。
昨年は7キロも収穫できましたが、今年はそれ以上のようです。
狭くても、地面に植わっている方が、成長は早いですね。
他の品種を植木鉢で育てていますが、
なかなか大きくなりません。
もちろん、実は付けていますが、
鳥さん達が見つけるのが早いでしょう。

No.206  花入れの篭

2007-05-25 | 工作


一昨年の秋に、
カヅラで編んだ篭です。
二種のカヅラを組み合わせた物ですが、
細い方のカヅラは、柔らかくて、扱いやすく、
乾燥してしまえば、しっかりします。
とてもいい材料です。
難点が、一つ。
生きているときは、臭い。
その名は、実に屈辱的で
ヘクソカヅラといいます。
もちろん、もうにおいませんよ。

花篭として使用中。
(この花は造花です。)

No.204 陶芸  小品三点 (筆架、墨台、水滴)

2007-05-23 | 陶芸


新旧取り混ぜて、普段、机の上で使用している陶の小品達です。

筆架というのは、筆を使っている途中で、ちょっと置いておきたいときに便利な物です。
写真では、真ん中の山のような物ですが、谷の所に筆を置きます。
これは、陶芸を初めた頃の作、もう25年以上経っています。
クレヨン状にした釉薬で上絵付けしてます。

墨台は、これまた墨を磨っているときに、途中で手を休めたり、筆を持つときに墨を置く台です。これもあると助かります。
この墨台は、板作りの後、まだ柔らかいうちに竹串で絵を描いています。

水滴は、水を硯に注ぐ道具ですが、
自作するには、これが一番難しい。
漏れたり、後引きしたり、…。
だから、水滴ばかりはプロのものが主です。
しかし、これは自作。
曲屋の形にしたもので、小さい割に水がたくさんはいるし、
風景として面白い。

どれも、6センチ位の小品達。

No.202 テ・カール お花畑にて

2007-05-18 | テ・カール君


何と言う植物でしょうか?
三年ほど前に参加したガーデニング講習会で、
こけ玉に小さな植物を挿したのです。
いろいろな種類があったのですが、これだけが次の年に生き延びたので、
少しづつ庭の雑草よけに挿しておいたのです。
そうしたら、増える増える。
裏庭中に広がって、真っ黄色になるほど小さな花をたくさん咲かせました。

テ・カール君もご満悦。

No.201 絵  ガラスのペン

2007-05-17 | 


No.200といっしょに描いたものです。
これ、ガラスのペンでした。

豊後高田の昭和の町で見たのは、
もっと現代的で、色ガラスで柄の模様や形にも工夫がされていて、
美しい工芸品、という感じです。
しかし、これは、あくまで実用的です。
ペン先の部分は、うすいオレンジ色のガラス、
軸は竹です。
丁度、筆の穂の部分をガラスのペン先にしたようなものです。
紙の印刷物が貼ってあり、
極細字 佐々木ガラスペン と書いてあります。
また、小さな字で
「インキ壺エ脱脂綿ヲ入レテ御使用下サイ」とも。
製図、簿記用に作られたもののようです。

確かに、直線はすーっと、気持ちよく書けます。
ただ、弾力がないので、僕のように圧力をかなりかけて書くと
ポキッと折れそうで、ちょっと慎重になりました。

しかし、なんとも心地がよいのです。
竹の軸なので、持った感じが筆と同じです。

大切に使っていこうと思います。