海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1802 カリンバ・その1

2020-05-02 | 工作


やっと、この状態まできました。

形、はカリンバっぽいです。

しかし、全く納得できないものになりました。

はっきり言って失敗です。

チューニングがうまくいきません。

とても不安定だし、出ない音もあります。

まともに音が出ないなら、楽器とは言えないのです。

箱には、さほど問題はありません。

もちろん改良の余地はありますが…。

問題なのは、リードです。

元々、廃物の傘の骨で何かできないか?

というところから、カリンバ作りとなったのです。

コンセプトは、捨てるもの、あるもの、利用できるもので作ること。

だから、買い物に行ったりはしません。

押さえとなる金属の棒は、プレゼント用胡蝶蘭の花茎の支柱。3㎜の硬い針金なので、これを利用。

木材は、10㎜厚の廃材。

桜の木の枝も昔拾ったものだけれど、堅木として使える。(太すぎて途中で紫壇の木片に変更)

問題のリードは、傘の骨を金床の上で叩いて作ったものですが、やはり、均一の太さ、厚さにするのは、相当難しいのです。

という訳で、リードを再考して、再度チャレンジです。

失敗は成功の元、まだまだ続きますよ。