海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1459 バンブーサックス チューニングその1

2019-03-31 | 工作


バンブーサックス チューニングその1

チューニングをはじめました。

まず、全部穴をふさいで C 。

のはずですが、吹き方によっても違ってくるので、再度やり直ししました。

そして、一番下の穴、Dを目指して、少しずつこの穴を大きくしていくのですが、これが案外難しいのです。

だいたい、穴がなかなか広がりません。

竹の厚みが結構ありますから、ナイフでの手作業では時間がかかり過ぎます。

電動ドリルを使うことにしました。

ただ、木工用のビットだと竹の外皮の部分がめくれてしまったので、鉄工用に変えました。

(めくれた所はボンドを補修)

削って、音を出してチューニング、これを何度も繰り返しました。

なかなか音が上がらなくて、予定より随分大きな穴になってしまいました。

なんとかDが出て、小指がうまく当たるように、ヤスリのビットで穴の周囲に凹を作りました。

この間、約一時間、これは簡単にはいきませんね。

次のE 、今度はちょっと大胆に開けていきましたが、それでもチューニング作業を繰り返して30分。

これでなんとか、C D E つまり ド レ ミ ができました。

♪ドレミレドドレミレドレ~♪

なんていうのが吹ける様になったところです。

今日はここまで。

少しずつ楽しみながらいきましょう!

右側のは、マウスピースのみで、管をつなげることができるように、下の結合部分を加工したものです。

これに、塩ビ管(直径20㎜)を連結。長さを替えれば、いろいろなキーでできるかな?


No.1458 パネル三枚 その2

2019-03-30 | 工作


パネル三枚 その2

裏打ちの移動用張り台の残り三枚を、また作りました。

有り合わせの材料がなくなったので、ベニヤ板と角材を買ってきました。

この前の三枚と合わせて、六枚。

これで受講生全員に持ち帰ってもらえます。

ケガをしないように、あとはヤスリをかけて完成です。

でも、このままでは、ベニヤ板の色が染み出てくるので、もう一手間かかります。

この写真、柿の木の影が映って不思議な感じです。



No.1457 竹に穴をあける

2019-03-29 | 工作


竹に穴をあける

いよいよ完成が近づいてきました。

まずは、キーを C にしようと思い、ある程度長さを短く切りました。

ところが、ちょっと切りすぎたので、切った所をボンドで接着して C に何とか合わせました。(チューニングアプリを利用しました。実に便利ですね。)

だから、下の方に、ガムテープで補強しているのが分かるでしょう。(このガムテープはちゃんと接着できてから外します。)

次に穴あけです。

これは、今回はじめての試みですが、なんと、ハンダゴテです。

煙を出しながら焼ききっていく感じで、黒こげの穴が開きました。

穴の直径は、ハンダゴテの太さ、約5㎜程度。

一応この状態で吹いてみましたが、穴の大きさがまだまだ小さいようで、正しい音階とはほど遠い感じです。

これから、微調整に時間がかかりそうです。

やはり、完成はもう少し後ですね。

No.1456 竹にリードを着ける

2019-03-28 | 工作




竹にリードを着ける

注文していたものが届いたので、作業の再開です。

そう、リード。

「アルトサックス」のリードです。

つまり、この前から作っていたのは、アルトサックスのマウスピース部分ということです。

でも、アルトサックスとは違います。

バンブーサックスとか、ザフーンとか、ポケットサックス、ミニサックス等と言われているものです。

この写真の一本は、この前に作った5本の内、一番音が出やすかったもの。

斜めに切って加工した竹に、リードを結束バンドで留めただけです。

こんなことで、そんなに簡単に音が出るものかと、作ってみなければわからなかったのですが、案外一発で音が出ました。

どうしてかって?

実は、昔取った杵柄、です。

中学生の時にブラスバンド部で、アルトサックス吹いていましたので、サックスのことは知っていますし、口が覚えていたようです。

でも、音が出た時は、やはり感動ものでした。

竹の管ですから、ちょっとボーッとした音に感じますが、木管楽器クラリネット属の音です。

退職したら、また吹いてみたかったのです。

しかし、本物のサックスを買うのは、ちょっと無理ですので、例によって自作というわけですね。

次の作業は調音。

竹筒の長さの調整と穴開けです。

これははじめてする作業。

さて、うまくいくでしょうか。



No.1454 庭の春2019 その3

2019-03-27 | 


庭の春2019 その3

暖かくありました。

気温は20℃。すっかり春です。

いつの間にか花はきちんと春になったことを知らせてくれる様に咲いています。

真ん中から、ぐるっと時計回りに、

クリスマスローズ、かりん、すもも、ユリオプスディジー、ムスカリ、コブシ、ミツマタ、ラズベリー、シンビジューム。


No.1453 竹 斜めに切った所の加工

2019-03-26 | 工作


斜めに切った所の加工

実は、ネットで注文したものが来なければ、次の作業には進めないのです。

それで、大まかな形を整える程度にしておきます。

この工程は重要なところ

ですから、ゆっくりと丁寧にしなければなりません。

物に合わせての調整が必要な作業です。

次は注文品が届いてから。今日はこれでおしまいですね。

それにしても、春の陽を浴びながら、気持ちの良い午前中の作業でした。

No.1452 竹の節を抜く

2019-03-26 | 工作


竹の節を抜く

斜めにカットした所の加工の前に、しなければならない大切なことを忘れていました。

これをしなければ話になりません。

本当は、節の間隔の長い竹を使って、必要な部分は節なしでいきたいところですが、何しろ有り合わせの材料ですから、贅沢は言えません。

節を抜かなければなりません。

しかし、もちろん竹の節を抜くための専用の道具を持ってはいません。

ちょうど良い太さの鉄の棒があれば簡単なのですが、適当なものもありません。

そこで、園芸用の支柱の細いのと金ヅチで、一点突破。

少しでも空けば、何とかなります。

しっかり乾燥している竹は、けっこう頑丈です。

根気!です。


No.1451 竹を斜めに切る 

2019-03-26 | 工作


竹を斜めに切る

ホビーのこぎりで切れるのなら、ダイソーので疲れるより、以前から持っているホビー用のこぎりで大丈夫ということで、次の工程に進む。

斜めのカット。

両方ののこぎりでやってみたけれど、不思議なことに、ダイソーのは斜め切りの時は引くだけでなく、戻すことができるので、スムーズに切れた。(輪切りの時は戻らない。)

で、一気に7本。

うまくいったのは三本くらいかな。

まあ、失敗は成功の元、です。

青竹の方は、油抜き等の作業があるが、ホームセンターで買ってきた方は、そのまま次の工程へ進むことができる。

今度は、小刀とヤスリでの加工となります。

(まだ、なにを作っているのか、わからないでしょう。でも、きっとこの段階で分かる人もいるはずです。)




No.1450 竹を切る

2019-03-24 | 工作


竹を切る

竹を切る、というのは、普通のノコギリでは、うまく切れません。

竹用のノコギリを使うのです。

ただ、持っているはずなのに、どこにあるのかわからなくなりました。

ダイソーの「ホビーのこぎり」に、竹と書いてあるのを思い出して、使ってみました。

うーん、使い心地はイマイチです。

切れるのは切れるのですが、一度引いたら戻らないのです。

それで、ひたすら引くばかりの一方通行。(けっこう疲れます。)

回転しながらだとなんとか切断できました。

「切ってどうする?」って。

そのうち分かります。新しいことを始めたのは確かですね。