海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.448 逢ひたい、捨炭山が見えだした その2

2014-06-30 | 山頭火


山頭火は、旅の途中で福岡県田川郡糸田町に住んでいる木村緑平に会うために、何度(14度といわれています)もこの地を歩いています。
この句は、友に逢いたいという山頭火の気持ちを素直に表現したもの。
緑平は、精神的に、また経済的に山頭火を支え続けた親友といえる人です。

書と写真、前はパソコンで苦労して作ったものですが、簡単にできるようになりましたね。

No.446 ボタ山

2014-06-28 | 写真


筑豊、飯塚に行きました。
JR新飯塚からバスセンター(現在工事中)方面に向かうと
芳雄橋に出ます。
河川敷がきれいに整備されて、気持ちのいい風景が開けます。
そして、左手遠くに筑豊の富士とも呼ばれる忠隈のボタ山をみることができます。
梅雨の晴れ間、そろそろ本格的な夏の空になってきました。

No.441 安里のおてもと

2014-06-22 | その他


安里の開店時に書いた、看板の字の合成ですね。
デザインは建築家の友人がしたのだと思います。
印は2センチ程の作、字は看板用に全紙に書いたものの縮小でしょうか。でもかなり単純化されていますね。
その頃はまだブログは開いていませんでしたし、
写真はとっていたのですが、雷の誘導電流でパソコンが壊れたときに、データもなくなっていましたので、安里に提供した作品をよくは覚えていませんでした。
そういえば、こんなのもあったんだと、ちょっとうれしい感じです。


No.440 めげずくじけずあきらめず

2014-06-21 | 


13年前の作品と久しぶりに再会です。
これは、2006年10月にアップした、焼肉「やすらぎの里 安里」の店内の壁に飾ってある作品です。
焼肉屋さんの中、13年も経っているとは思えないほど、綺麗な状態で飾ってあります。
これは、空調と煙の排出、そしてバックの壁が珪藻土ということもありますが、何よりも店主の心遣いのなせることだと思います。4つの作品を店内と事務所で場所を換えながら掛けてくれています。本当にありがたいことです。
表具も自分でしたので、裏打ち時ののりのシミが出ていないかともチェックしましたが、問題ありませんでした。

教え子から「先生の作品を見つけた!」という電話から、彼とも久しぶりの再会を「安里」で果たせました。嬉しい限りです。

建築家の友人から依頼を受けて、看板と店内の作品を4点、それに開店に必要なものの筆字をいろいろと提供しました。
久しぶりに一客として焼肉を食べに行ったつもりでしたが、そうもいかず、店主ともお話ができました。また美味しいものを沢山食べさせていただきました。

近くにお越しの折は是非。
おすすめは、もちろん肉がおいしいのですが、
(肉類の苦手な僕でも、ここの肉はおいしいと思うのですから)
自家製、キムチ、漬物類、そしてマッコリ!
小倉北区中井(西鉄バス中井のすぐ近く)
やすらぎの里安里