可愛い土人形です。
前回と同じく、梅ヶ枝餅の茶屋で
スケッチしたものの一つ。
改めてハガキに書き直したので
実物とはまるで違うものになっているかも知れません。
何枚か書いているうちに
段々とデフォルメしています。
色を入れるとまた楽しくなります。
ところで、梅ヶ枝餅は太宰府の名物ですが、
たくさん店があって、どこで買うのか迷うところです。
(いったい何件あるのでしょうね?)
天満宮の参道には、梅ヶ枝餅を売る店が軒を連ねているのです。
この辺りの出身の人にどこがいい?と訪ねると
どこもいっしょだ、とはいいません。
それぞれ違う店を教えてくれます。
それぞれひいきの店があるようです。
行列の出来る店もあれば、
こんなところにもあるの、といった
ひっそりと営まれているようなところもあります。
だいたい、梅ヶ枝餅という商標を冠するには
一定のルールがあって、他のものを混ぜるわけには
いかないらしいのです。
つまり、よもぎの入った梅ヶ枝餅はないというわけです。
梅ヶ枝餅といえば、皆あの梅ヶ枝餅なのです。
なのに何故に「あの店」となるのか?
きっと、微妙に味が違うのでしょうね。
だから、いつか一つずつ買ってきて
食べ比べをしてみようと密かに企んでいます。
(もう密かではないですが)
誰か、既に食べ比べた人、
教えて下さい。
どこがおいしいですか?
さて、僕のひいきの店は
当然行列が出来るようなところではありません。
どこでもきっと一つだけ注文してもお茶は出してくれるでしょう。
でも、気ぜわしかったり大きな呼び声のところではないですね。
お茶といっしょにゆったりとした気持ちをくれるような静かで小さな店。
だいたい、のんびりとスケッチを楽しむようなところですから。