海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.908 ビワ その2

2017-05-31 | 


ビワの木、あんまり大きくなったので、葉の収穫を兼ねてバッサリと伐ったのですが、上の方にきれいで大きな実を発見。

美味しそうなので、まずは味見。(真ん中の二つ、今食べたところです。)
先日紹介したのと違う食感、味です。これならOK!
来年はこの木で成らせましょう。

さて、ご近所には、ビワの木が街路樹のように植えられています。
流石にビワの生産地ですから、気候が合うのでしょう。この季節あちこちに黄色く色付いた姿が見られます。



この木はゴミステーションのすぐ横、道を挟んで向こう側にも二本、こっちにももう一本あります。

たくさん成っていますが、誰も採りはしません。鳥がつついたりしていますが、結構そのまま地面に落ちてしまっています。

実は愛犬の大好物。

犬の散歩の通り道ですから、途中で、美味しそうなのをちょっと頂きます。(誰が植えたか知っていますし、許可ももらっています。)

もちろん、犬だけではありませんが…。

今の時期ならではの楽しみです。


No.907 心平詩

2017-05-30 | 


久しぶりにたくさん書いています。

締め切りの期日が近づかないと、腰を上げない。

相変わらずの状態ですが、とにかく最近書いていました。やっと、メドがたったので、こうして写真撮ったり、blogにUPしたりするゆとりができました。

ちょっと確認の為に並べて見てみようと思い、広げてみたところです。なんと40枚もあります。もちろん途中で破り捨てたのもありますから、50~60枚も書いたようです。

最近は、少ない枚数で仕上げること。集中力を高めること。気合いをいれて一発で決めること。…

なんていうことで書いていましたが、版画ばかりやっていたので、書き出したらなんだか面白くなって、どんどん書いてました。

あと一枚! という気持ちです。

漢字かな交じりの書、なのですが、どんどん違う世界に行っては帰り行っては帰り…。

さて、最終的にどれを選ぶか?


画箋紙半折縦、淡墨

No.906 すずかけ

2017-05-23 | 版画


紙プレス版画「すずかけ」

K高校S部のOB会の為に制作した作です。

すずかけは、K高校のシンボル。校歌にも歌われていますし、校門までの緩やかな下り坂の両側には、このすずかけの樹が並んでいます。

数十年ぶりの再会でしたが、変わらない姿の安心し、嬉しく思いました。

学校の統廃合が続く中で、ずっと変わらずに、同じ場所で同じ名前で存続しているということは、羨ましい限りです。

僕の通った学校(幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学)は、今はもうすべて、名前が変わり、あるいは、もうその場所にはありません。

寂しいものです。

何十年も同じ場所で、同じ名前で同窓会ができるということは、とても幸せなことですね。

でも、生徒にとっての学校とは、その時だけの友と教師との空間なのだと思うのです。

同じ場所の同じ名前の学校でも、教師集団が違えば違う学校になるのです。違う教育を行う違う学校なのです。

だから、その時の生徒にとっての学校は、その時だけのの存在です。

だから、いつまでも永遠なのです。

同窓会に乾杯!

紙プレス版画(4色6版)

No.905 ビワ 収穫です!

2017-05-20 | 


初成りのビワの収穫です。

ここに来て18年。種から育って、葉を採るためにどんどん伐られるものだから、あんまり大きくならずに、もちろん実も着けませんでした。

この二年、ちょっとサボって放置しのが良かったのでしょう。
そんなに多くはありませんが、食べることのできるビワになりました。



もうかなり鳥に食べられています。
この木には、ヒヨドリが巣をかけたことがあります。

鳥にも食べてもらって、人間もいただきます。

No.904 これから実が大きくなる!

2017-05-10 | 


天気が回復したので、庭の木々達のチェックをしながら、果樹の実や花の成育を確認しました。

上段左から、ブラックベリーの花、南高梅の実、ビワの実

中段左から、ブルーベリーの実、デラウェアの花の小さな蕾の元、ラズベリーの実

下段の左から、渋柿の花、ブドウ(上の拡大)、野バラの花(ローズヒップ用)

こう見ると順調に見えますが、南高梅は三つだけ。ラズベリーはいつもの1/3くらいの数。写真にはありませんが、カリンの実は発見できず、柑橘類は、昨年虫に食われて葉の再生中。サクランボは枯れたし、スモモ、アンズは花も着けなくて、…。

良かったり、悪かったりですね。

ただ、昨年量的に不良だったブルーベリーは、収穫が増えそうだし、昨年全滅のデラウェアも今のところ花がいっぱい咲きそう。これから、虫の監視を怠らなかったら、成るかな。

初成りの、南高梅とビワ、それから、種からの洋梨、柑橘類、サルナシ、挿し木のイチジク等の成育が楽しみです。

No.903 オリーブの発芽

2017-05-09 | 


2015年12月に種を蒔いたオリーブです。

二年かかって発芽したらしいです。

オリーブの発芽率は1/100。つまり、100個の種を蒔いて一つの発芽しかないと言われているそうです。

そういえば、二年前に、確率の上がる方法をネットで調べてから蒔いたのですが、その年には発芽せず、半ば諦めていたのです。

今年はたまたま、隣に洋梨の種が発芽したので水やりを欠かさなかったのですが、最初何の芽だかわかりませんでした。だいたいこんな端っこから出てきましたし、オリーブの芽か柑橘類の芽か区別しにくい状態でした。

二葉ではわかりませんが、その後の葉の着き方、形から、どうやら間違いなさそうです。

ヤッター!

蒔いたのは、たった三つです。

No.902 サクランボのコンフィチュール

2017-05-08 | 


いつもの犬の散歩中、ご近所ですが、たわわに実ったサクランボの収穫をしている高齢のご婦人に出くわして、高いところは手が届かない様なので、お手伝いをしました。

そうしたら、なんと、たくさんサクランボをわけて頂きました。
ちょっと小ぶりの、あまずっぱいサクランボです。

家に帰って重さを量ったら、3kgも❗

さて、それからが大変です。ジャムにするにもなんと言っても種がありますから、取り除いてからでないとできません。(その点、ブルーベリーは助かります。種は気にならない大きさだし、いっぺんには実りませんから。)

一部、250gは、今はまっているフルーツビネガーにすべくセットしました。これはとりあえず、そのまま放り込みました。

残りの半分は冷凍。そして、約1.5㎏は種を取って「コンフィチュール」にすることにしました。

コンフィチュールというのは、フランスのフルーツの甘煮漬けなのですが、ジャムとはちょっと違う感じです。

コンフィチュールは、フルーツの形が残っています。それから、フルーツによっては、ハーブやスパイスを加える様です。

いずれにしても、フルーツを保存する方法ですが、形が残る程度に煮詰めるので、それ程時間がかからずに完成します。

種を取るのにとても時間がかかりましたので、この際あっさりとコンフィチュールにしたというわけです。(肩がこりました。)

そして、熱湯消毒した瓶に詰めて、ひっくり返したところです。
サクランボのコンフィチュール、六瓶の完成です。

No.901 イチゴとブルーベリーのビネガー

2017-05-05 | 


この前から、フルーツが手に入る度にフルーツビネガーメーカーが活躍していますが、

今回は、イチゴをたくさん頂いたので、イチゴのビネガーです。

ただ、ちょっと変化をつけて、ブルーベリーも入れてみました。
ブルーベリーの色素も加わって、ほんのり赤いのです。

これは、香りが特に良いので、とても飲みやすくて美味しいです。

その後、果実は取り出してジャムになりました。
ビネガーが入っているので、いつものジャムとはちょっと違います。

それにしても、いつもいろいろと頂きもので、ありがたいです。

No.900 丸いもの生まれる2017503

2017-05-04 | 版画


No.900です。

紙プレス版画「丸いもの生まれる2017503」
もちろん、丸いもの生まれるシリーズの最新作。

写真の光の関係で、ちょっと青っぽく見えますが、モノトーンです。
インクは黒と白のみです。

新しい発想で作ったものです。いい感じに仕上がりました。

No.1000まで、あと100!
まだまだ作りますよ!