- 裏打ち
パネルの制作を終えて、昨日から書塾作品展の為の裏打ち作業に入りました。
慣れた作業ですが、手抜きは出来ません。
ひとつひとつ丁寧に、を心がけています。
全部で16点、明日まで続くかな。
パネルの制作を終えて、昨日から書塾作品展の為の裏打ち作業に入りました。
慣れた作業ですが、手抜きは出来ません。
ひとつひとつ丁寧に、を心がけています。
全部で16点、明日まで続くかな。
(部分)
揮毫中・延長戦
昨日に続いて二日目。
昨日は、一日頑張りましたが、なかなか納得できず、残した作は一番最初と一番最後の二枚。
で、今朝から再度書いています。
日没で、再試合の延長戦って感じです。
何にろ外で書いてますから。
昨日は風が強くて紙を押さえておくのが大変でしたが、今日は穏やかなです。
一日経って、もう一度頭の整理をして、…。
昨日の揮毫で既にちょっと筋肉痛ですが、身体が動き過ぎいてついオーバーアクションになってしまうので、ちょうど良いかも。
天気のよいうちに納得のゆく作が書ければと思っています。
(部分)
揮毫中
ずっと頭の中で構想を練ってきて、そしてある程度まとまってきて、段々とその気になってくる。
この段階まで待つのです。
書きたくて書きたくてしょうがなくなる。
気を高めていって、やっと揮毫です。
それで、良いのができるかといえば、気が空回りしてそうでもないこともあるけれど、書くという行為そのものが気持ち良いのです。
あとは、書の神様が微笑むのを待ちながら、疲れるまで書くのです。
只今揮毫中。
さて、どんなのが生まれるか。
印・「初」
昨日、外は暑く、しかも黄砂であまり気持ちよくないので、庭仕事はそこそこにして、篆刻少々。
書塾に新しく受講の方への雅印作りです。
入って早々に展示会に向けて作品作りにチャレンジしてもらっていますので、印が必要ですから。
鉛筆で草稿、布字、一気に刻です。
かなり簡易的な方法ですが、思いたった時に気分のままに。
一発勝負で案外新鮮な感じになるものです。
ただ、これは、初めての人ですから、あまり冒険はせず基本的な小篆です。
ところで、最近は印材の値段も高騰して、良い石もなかなか買えなくなっていますが、少しずつ貯めていた印材が役に立ちます。
まだストックはあります。
目の見える限り、まだまだ刻していこうと思います。
「寶」
今日は朝から講座の日。
展示に向けて受講の皆さんは頑張って書いています。
これは、新たな隷書作に挑む方への参考作として書いたものです。
(隷書で宝の旧字です。)
裏打ち・「うれしいことも…」
個展が終って休む暇なく、裏打ち作業をしていました。
今度は、書塾の受講生の皆さんの作品展です。
全部で16点、裏打ち、表具をしています。
今日で一応裏打ちは全て終了。
これから、軸装やパネル等の表具です。
ついでに自作も裏打ちしました。
私のは、短冊大ですから、残った裏打ち紙で…。
「うれしいこともかなしいことも草しげる」山頭火です。
(短冊大)
2025個展「山頭火を書く」・終了
昨日無事個展を終了しました。
ご来場の皆様、誠にありがとうございました。
いろいろな人たちのお陰で、楽しい六日間を過ごすことができました。
この画廊喫茶こもれびは、画家の常連さん達の多い喫茶店です。
ご高齢の画家さん達の興味深い話、恩師、大学の先輩や後輩、同級生、元職場の同僚、知人、友人、教員時の教え子達との楽しい話で、小さな喫茶店は話の花が咲きました。本当にありがとうございます。
特に高校の同級生が支えてくれました。
ありがたいです。
どれだけ、書を通じた思いが、そして山頭火のことが、皆さんに伝わったかはわかりませんが、コツコツと続けていこうと思います。
また、来年も同じ時期の開催も決まりました。
次は何をしようかな、これからまた考えます。
そろそろ、フキノトウが出てくるかな。
「あるけば蕗のたう」など
感謝・海山
個展「山頭火を書く」より
今週月曜日からの個展ですが、初日、二日目は常連の画家の皆さんに来ていただきおもしろいお話を聞くことができました。
三日目の昨日は、私の大学の先輩後輩、同級生や旧同僚そして教え子達と昔話に盛り上がりました。
小さな空間での濃厚な時間です。
これがこういう場所で行う面白さです。
作品を一点。
「チ゛ャズとお経とこんがらがって」
今回どうしても加えたかった句。
あまり知られた句ではありませんが、山頭火が門司で詠んだ句です。
山頭火はチに゛でジャズを書いていますね。
当時の門司の賑わいを感じます。
今日の四日目は、さて、どんな出会いがあるでしょうか。
(30✕30cm)
書小品展「山頭火を書く」・inこもれび
いよいよ本日より個展開催です。
土曜日に展示飾り付けでした。
なにしろ、作品点数が多いのでちょっと手間取りましたが、友人の助っ人のお陰でなんとか終えました。
どうしてもあと一点、上手く入らなくて困っていましたが、助っ人の提案でこんな風になりました。
いつもは使わない所でしょうが、これはナイスアイディア!
自分一人ではこんな所、お願いしづらいのですが、即OKをいただいて、採用しました。
玄関ドアの上の「こもれび」の名前のあるガラス部分に、看板を兼ねて両面張りの作品です。
全部で32点、種田山頭火の句を書きました。
門司観光のついでにでも立ち寄っていただければ幸いです。
千字文を書く
個展の準備も最終段階。
後は展示飾り付けの材料と道具をそろえるだけです。
こうなると、急に書きたくなりました。
書の教室では、「智永真草千字文」を臨書しているので、受講の皆さんには書いてもらっているのですが、自分では最近全臨していませんでした。
智永の法帖は貸し出し中なので、手持ちの千字文は、日下部鳴鶴の「三体千字文」。
これはまだ部品的にしか書いていませんでしたから、良い機会かと。
思い立ったのは夕方、書きはじめたのは、午後5時前。
一時間程書いて諸用と夕食。
8時から再開して、四時間、0時ちょっと前に書き終わりました。
計五時間くらいで千字、時々字を飛びぬかしたり動きを間違えたりで10枚程は書き直し。
おそらく半紙260枚くらい書いた様です。
やはり一冊終えるのは、なかなか気分いいですね。
この達成感は、山登りの山頂を制覇した気分です。
それにしても、学生時代はとても苦手だった草書ですが、まだまだですが、少しは書ける様になったかな。