海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1093 版画 闇の中で

2018-01-30 | 版画


版画 闇の中で


深い青、そして暗いけれど透明感のある、そう深海のような感じの青が出ないものかと、いろいろやっているうちに生まれた一枚です。

照明の関係で上の方が光ってしまいましたが、下の方の色が出したかった色に近いですね。

ちょうどスポットライトがあたった様な○の所の色がもう少し落ち着いた色ならよかったのですが、なかなか思うようにはいきません。

でも、それが反って面白いのです。

またやってみたくなるのです。

(紙版画、ハガキ大、三色四版、モノプリント)

No.1092 波動スピーカーのようなもの 2号機その後

2018-01-29 | 工作


波動スピーカーのようなもの 2号機その後

時々ダイソーに寄ってみるのですが、300円スピーカーはまだありません。

1号機よりも一回り大きく作った2号機の筒にニスを塗りました。

ちょっと格好がついたでしょう。

ちょうどよいスピーカーユニットを探そうと思いますが、円盤状に板を加工するのがポイントです。

いつ完成するやら?

それにしても、波動スピーカーなるものの音を聴いたことがありませんから、どんな音なのか、楽しみです。

No.1091 ○△□ 森の中で

2018-01-28 | 版画


○△□ 森の中で

○△□の連作の中で、一番出したかった色と形がうまくいった作です。

この緑、濃い赤、そして青の重なり。

20枚程摺って、やっと一枚。

まあ、そんなものです。気に入ったのが一枚できれば上出来です。

でも、今までのも捨てがたいものがあります。とにかく、みんな違うのです。版がなのに、…。

今回の○△□の連作は、一旦これでおしまいにしておきます。(まだあるのですが、やめておきましょう。)

(紙版画、ハガキ大、三色四版、モノプリント)

No.1090 ○△□ 昼の月

2018-01-28 | 版画


これはシンプルな感じで。

赤の版が入っていませんね。いろいろやっていくうちに、何かが多かったり少なかったり、反対向いたり、横になったりずれたり、…。

かなり偶然です。

で、白い月が残りました。

(紙版画、ハガキ大、二色三版、モノプリント)

No.1089 ○△□ 淡い光の中で

2018-01-27 | 版画


○△□ 淡い光の中で


インクが完全に乾く前に、次の色を重ねていくと、版の方にも前の色が着いてきます。

その版のまま、新たにインクを着けずに、新しい紙に摺ると、それまでに重ねたインクがちゃんと再現されるのです。

ただし、ちょっと薄くてぼんやりしています。

そういうことを何度かやって出来たのがこれ。

作ったというより、できたという感じです。

朦朧としてますが、この淡い感じも悪くはありません。

(紙版画、ハガキ大、三色三版、重ね摺り、モノプリント)

No.1088 ○△□ 夜の静寂に

2018-01-27 | 版画


○△□ 夜の静寂に


早寝早起きを励行しているけれど、あまり早く眠ると夜中に目が覚めて眠れなくなってしまう。

夜の静寂(しじま)なんていう言葉を思いついたりするのです。

抽象の作は、見る人の想像でどう解釈してもよいのだから、題など付けない方が良いのかもしれません。

しかし、その1、その2や番号だけでは、ちょっとつまらないと思うのです。

それで、今回の○△□の連作については、ちょっとした副題を付けることにして、目が覚めたついでに考えてみました。

同じ版を使って摺っているの、基本的に同じ形のはずですが、色の組み合わせ、順番、強弱、濃度、…等で、その表情は全部異なります。

今回制作した20点ほどの中から、既に今回を含めて6点目ですが、後数点、こんな形で続きます。

さて、皆さんはどんな夜をお過ごしでしょうか。

夜の静寂をお楽しみ下さい。

(紙版画、ハガキ大、三色三版、重ね摺り、モノプリント)


No.1087 ○△□ 溢れる緑

2018-01-26 | 版画


○△□ 溢れる緑

○△□の連作の一つです。

緑色が印象的ですが、緑のインクを使ってはいません。あくまでも色の三原色です。つまり、黄色と青で緑が生まれるのですが、これは赤よりもこの二色がしっかり発色した作です。

きれいな緑が出ました。そして、ちょうどバケツから緑が溢れ出ている様にも見えます。

赤の発色も良いアクセントになりました。

(紙版画、ハガキ大、三色三版重ね摺り、モノプリント)

No.1086 窓からピラミッド

2018-01-26 | 版画


窓からピラミッド

なんていう題にしましたが、□と△でもいいのです。

ただそんな風に見えたのです。でも、実際に見たことはありません。こんな風に見えるところがあるのでしょうか?

○、△、□の三つの版で遊んでいて、△と□を摺ったところで面白いと思ったので、ここで止めた、というのが正しいですね。

だから、この次には○の版を摺った作があります。

色の重なりが予期せぬ色を生み出していくのが面白くて、いつの間にか10回くらい摺ってしまいます。

これは6回くらいです。

実物はもう少し赤が鮮明です。またインクを重ねることで艶も出ているのですが、写真表現が下手ですね。

(紙版画、ハガキ大、四色四版)

No.1085 胡蝶蘭と裏打ち

2018-01-25 | その他


胡蝶蘭と裏打ち

今、書道講座受講生の作品を5点裏打ち完了。小さいのですが、他人の作品はやはり気をつかいます。うまくいってホッとしています。

張り付けた扉のすぐ横には胡蝶蘭。

花茎が伸びて、蕾が段々大きくなってきました。

この株は、去年の春に、花が終わって安くなったものを購入した新入りですから、どんな花が咲くのかはわかりません。

ただ、花茎やまだ小さな蕾の色から、赤系のようです。

この鉢を含めて計6鉢、全部順調に生育し、今年も花をたくさん着けそうです。楽しみです!

No.1084 ○△□と

2018-01-25 | 版画


版画 ○△□と

○△□と葉っぱですね。

やはり自然の造形には敵いません。葉脈が美しいので、それだけでも良いのですが、版の使い回しで重ねてみました。

赤と緑の補色の組み合わせ。

夕景に樹が一本、という様にも見えますね。

(紙版画、ハガキ大、三色、四版)