海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1812 カリンバ・その8(本気で木工)

2020-05-10 | 工作

カリンバ・その8(本気で木工)

その8?

いきなり飛びましたが、その6、7も制作中なのです。

材料不足のために中断していました。

基本的には、廃物利用というコンセプトで作り始めたものですが、ここまで作ってくると、ちゃんとしたものを作ってみたくなりますね。

でも、どうせ作るなら、キットではなく、ちゃんとした材料で一から作りたいものです。

それで、昨日は材料集めと設計をしていました。

共鳴箱のボディには、版画や刻字で使うために保存している15㎜厚のアガチスという木材。

この木はきめ細かくきれいな木で、加工もしやすいのです。

ただ、表面の共鳴板は薄い方が良いので、3㎜厚アガチスはホームセンターで購入しました。

今日は天気も回復したので、15㎜厚のアガチス材を幅30㎜にゼットソーで切断。

これを側面の板とします。

その後、それぞれの断面を45度にカットしました。

もちろん、ここが今回の作のポイントの一つです。

45度の切断は、手作業ではかなり難しいのです。

何とかこれをクリアして、表面材の補強をするための細工をノミで施してから、いよいよ本日のメインイベント!

一度これをやってみたかったのです。

ここからが写真です。

それぞれを並べてから、裏側にマスキングテープを貼って、木工用ボンドを着けて、パタパタと組み合わせれば、あら不思議!

きれいに四角い箱形に組み上がりました。

それぞれのパーツがちゃんと出来ていなければ、こうはいきません。

(今まで何度失敗したことか!)

とりあえず、満足感の一瞬です。

ここまでが、外での作業。

天気はちょっと怪しくて、またいつ雨が降りだすか分かりませんから。

後は室内で乾燥するのを待ちます。

輪ゴムをはめてしっかり固定しました。

いろいろと木材を固定する道具(クランプ、万力、等)はありますが、これが一番簡単です。

その8の今日の作業はここまで。

なんといっても、午前中で力仕事はおしまいです。

 

 

 

 


No.1811 カリンバ・その5できあがり

2020-05-10 | 工作

カリンバ・その5できあがり

 

材料さえ手に入れば、後は早いはずでしたが、ヘアピンを広げるのに手間取ってしまいました。

ヘアピンを広げてまっすぐにするのにはちょっとしたコツがいるようで、かなり失敗してしまいました。

半分以上折れたのですが、実はその4のリードになりました。

こちらの方は、なんとかうまく伸びたものを11本並べることができました。

つまり、音域が広がるということです。

音を出すと、共鳴箱が振動するのが何ともいえないいい感じです。

(13×8×3㎝ 松、杉、黒檀、ヘアピン、園芸用針金、ボンドナット)


No.1810 カリンバ・その4できあがり

2020-05-10 | 工作

カリンバ・その4できあがり

紫檀の木片を使った極小カリンバです。

部品もこの紫檀にあわせて小さなものが必要でした。

問題は、リード(カリンバではキーというらしいけれど…)。

これを解決するには、やはり買い物に行くしかないのです。

100均で見つけたのが、ヘアピン。

これである程度の本数を乗せれます。

ホームセンターでボルトナットも買って来て、こんな風に仕上げました。

とても小さいのですが、ヘアピン、結構よい音が出ます。

(8×4.5×2.5㎝ 紫檀、杉、ヘアピン、園芸用針金、3㎜径ボルトナット)