海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2547 オーブン粘土焼きました

2024-03-31 | 陶芸

オーブン粘土焼きました

成形から一週間経ったので、いよいよオーブンで焼くという段階です。

はじめてなので、ちょっと緊張。

まあ、クッキーを焼く感じですね。

170℃で30分にセットして、スイッチオンすれば、後は待つだけ。

30分経って焼成完了。

時間を置いてある程度冷ましてから、ドキドキで取り出しました。

全部割れもせず、きれいに出来上りました。

ただ、思ったよりも粘土の色が薄めなのと、あまり縮まなかったですね。

とにかく、ちゃんと固くなっているので、次はアクリル絵の具で着色してみようと思います。


No.1327 陶印いろいろ

2018-11-05 | 陶芸


陶印いろいろ

No.1325の印といっしょに焼いて頂いた、フクロウの形にはしなかったものです。

いろいろな形と色。

黒く見える一番大きなのが、 油滴天目釉ですが、手に取って見ると、微妙な色の変化があって美しいです。

さて、これから一つ一つ印面の出来具合をチェックします。

(先日作った椅子の上に乗せて。)

No.1325 陶のフクロウ達

2018-11-04 | 陶芸


陶のフクロウ達

先日、釉薬をかけて焼いて頂いた陶印のフクロウさん達が出来上がってきました。

いろいろな釉薬を使わせて頂いたので、とても楽しいものになりました。

まだ印面の最終調整が終わっていないので、押印したものはお見せできませんが、印の形をご披露いたします。

今までに何個作ったのかわからないくらい、作ってますので、フクロウは慣れたものです。

しかし、今までとは全く違う色合いなので、新鮮です。

(陶印 だいたい指の太さ)

No.1311 陶印の施釉

2018-10-20 | 陶芸


陶印の施釉

No.1307陶印作りの続きです。

いよいよ釉薬をかけて本焼に臨みます。

今回は、前述した通り、招かれた書道教室のご厚意で、全て準備して頂きました。

陶印作りは伝授しましたが、粘土、素焼き、本焼きなどは、陶芸歴10数年の方におまかせです。

昨日は、ご自宅の工房に伺っての作業でした。

大きな電気窯、各種の陶芸道具類、…。驚きの工房内の景色。ほぼもうプロの感じです。

さて、釉薬をかける作業、といっても、陶印を、印面の方を上にして持って、液体の釉薬の中に、ポチャッと浸けて、印面には着けない様にして、持ち上げるだけです。

素焼きした土が、水分といっしょに釉薬を吸い込んで、均一に施釉されます。

30数種類もの釉薬の中から、各人が好きな色合いのものを選んで施釉しました。

この段階でも、色の違いが分かりますね。いろいろなのでやってみました。

僕のはこのくらいですが、教室の生徒さんの分全部合わせると200個程はあるでしょうか。

後は、乾燥を経て、1230℃くらいで焼いてもらいます。

楽しみです!


No.1307 陶印作り

2018-10-16 | 陶芸


陶印作り

夏の日、ある書道教室の特別講師を頼まれて、陶印作りを伝授しました。

もちろん、私の分の材料も用意して頂いたので、その折に作ったものです。

27個、大小、形、様々です。

素焼きが出来たので、昨日二回目の講習会でした。

次は釉薬を着けて、いよいよ本焼きです。

出来上がりが楽しみです。

No.1078 陶硯と陶の水指し

2018-01-21 | 陶芸


陶硯と陶の水指し

新しく作ったものではありませんが、気分を変えようと、久しぶりに出してきて墨を磨りはじめたところです。

30歳台に作ったものですから、かなり古い。でも、変わるものではないから、充分に使えます。ちょっと墨を磨りたいときに使う硯です。

この硯の土は、おそらく信楽、釉薬は織部ですね。

案外よく磨れるのです。

水指しの方は、土は覚えていませんが、沖縄の壺屋焼、金城次郎さんの魚の写しです。

これも使いやすくて、よく使っていたものです。

さて、何を書きましょうか。


No.477 陶印 山一人海山

2014-08-29 | 陶芸


土で作った印は、素焼き、釉薬をかけての本焼きの後、そのままで保存されています。
気が向いたときに、修正と印面を整えて、完成となります。
たくさんあるので、本当に気の向いたときにしか、ヤスリかけをしません。
やっと陽の目をみた「山一人海山」です。
どんな釉薬を使ったのか覚えていませんが、
かなり渋い良い色が出ています。
もしかしたら、どなたかに焼いていただいたものかもしれません。何しろ、十年以上前の印ですから、忘れています。

印影は、海山のもうひとつのブログ「おもしろ印」の方で
アップしていますので、ご覧下さい。

No.204 陶芸  小品三点 (筆架、墨台、水滴)

2007-05-23 | 陶芸


新旧取り混ぜて、普段、机の上で使用している陶の小品達です。

筆架というのは、筆を使っている途中で、ちょっと置いておきたいときに便利な物です。
写真では、真ん中の山のような物ですが、谷の所に筆を置きます。
これは、陶芸を初めた頃の作、もう25年以上経っています。
クレヨン状にした釉薬で上絵付けしてます。

墨台は、これまた墨を磨っているときに、途中で手を休めたり、筆を持つときに墨を置く台です。これもあると助かります。
この墨台は、板作りの後、まだ柔らかいうちに竹串で絵を描いています。

水滴は、水を硯に注ぐ道具ですが、
自作するには、これが一番難しい。
漏れたり、後引きしたり、…。
だから、水滴ばかりはプロのものが主です。
しかし、これは自作。
曲屋の形にしたもので、小さい割に水がたくさんはいるし、
風景として面白い。

どれも、6センチ位の小品達。

No.153 酒杯

2007-03-03 | 陶芸


粘土で遊ぶ時には、ぐい飲みの類をつい作ってしまうのです。
しかし、なんだか不格好で、使うに使えず、ゴロゴロとたまる一方。
そんな中から今日は一つ取り出しました。

沖縄の金城さんの真似をして、
粉引きして、魚紋をひっかき、
緑の釉を垂らしたものです。
へたですが、
緑釉が透明に発色してくれてきれいです。

酒は、北の友から届いた純米酒。
なんでも日本最北の酒蔵の酒だそうです。
今日はこの取り合わせで一杯。

No.152 陶 土笛

2007-03-02 | 陶芸

陶印を整理していたら、
素焼きの陶の山の中から、
こんなのが出てきました。
そういえば、手の中に収まるように作った
土笛だったことを思い出しました。
また、途中でほったらかしたのですね。
色をどうしようかと考えて、
やめたようです。

反対側にもう一つ穴が空いていて、
指で押さえて吹き口から息を吹きかけると
ちゃんと音がします。
とても素朴な音がするのです。