BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

韓国美術 ラジオ韓国 (1995年)

2014-08-16 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国(インターナショナル)」の日本語放送を聴いて、1995年にいただいたベリカードです。
この年は、韓国の「美術の年」にあたったようで、絵画を採り上げたカードになっています。

カササギの絵のカードです。
18世紀の画人・チョウ・ヨンシック(趙榮祏?)さんの作品です。
カササギは、韓国では「吉鳥」とされているようです。

表面です。
1994年8月に「Radio Korea」から「Radio Korea International」(RKI)と改称され、ようやく、その表記になりました。

牛を描いた抽象的な絵です。
イー・ゾンスさんの作品です。

山水画で、金剛山の絵です。
17-18世紀の画家・チョン・ソン(鄭敾)さんの作品です。

ひまわりの絵です。

ファン・ハッスさんの作品です。

韓国の山の森林の絵です。
イ・ドンチョンさんの作品です。

韓国の画家については、よく知らないので、有名な方なのか、ここに書いた画家名が正しいのかどうかもわかりません。 
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光復節50周年 ラジオ韓国 (1995年)

2014-08-15 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国(インターナショナル)」の日本語放送を聴いて、1995年にいただいたベリカードです。

RKIでは、この年は「美術の年」に設定されたようで、1月から絵画を採り上げたカードが、順次何枚か発行されました。
それらを紹介しようと思いましたが、それらは明日にして、別のを載せることにしました。

8月15日と言えば、日本では終戦記念日。ラジオからの昭和天皇による終戦の詔書の朗読(玉音放送)により、日本の降伏が国民に公表された日で、69年前でした。

韓国では、「光復節」(こうふくせつ)として、日本(大日本帝国)による朝鮮半島統治からの解放(光復)を祝う日となっています。

1995年8月のRKIのベリカードは、韓国解放50周年記念カードです。

韓国の代表的な民俗舞踊の「サムルノリ」の写真で、右側には、光復50周年記念マークも作られています。


表面には、「波打つ東海から白頭山頂上に浮かぶ太陽の姿を象徴した」という記念マークの説明がされています。

さて、終戦記念日の今日、職場で1分間の黙とうをしました。戦争で亡くなった方々への追悼と平和を願ってのことで、もう何年も前から毎年恒例になっています。

そんなこともあり、このブログをどう書こうか考えていたら、なぜか途中で、小さい頃の様子が思い出されてきました。ちょっと、蛇足で個人的すぎですが…
戦後生まれなので、戦争についての思い出はありませんが、傷痍軍人が駅の通路に座って物乞いをしていたという記憶があります。
確かに、物も豊富ではなく貧しかったと思いますが、それが敗戦による貧しさだったのか、時代が高度経済発展前だったからなのか、物がなくてもあまり気になりませんでした。
戦争に関しては、跡を継ぐことになっていた長男が戦病死したことで、末娘の今はなき母親が後を継ぐことになってしまい、母親の何気ない言葉から、戦争の無常さは何となく子ども心にも感じていたような気がします。
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台湾風景 (2) 自由中国の声 (1996-1997年)

2014-08-14 | 海外局ベリカード
VOFC「自由中国の声」日本語放送を、1996-1997年に聴いて、いただいたベリカードです。

花の蜜を吸う蛾・ホシホウジャクの写真です。

スズメガの仲間で、ホバリングしながら、花から花へと蜜を吸っているようです。

台北の中正記念堂前での、ランタン・フェスティバルの様子です。

レーザー光線などでの演出も行われているようで、美しい夜景となっています。

台湾中部・花蓮県の山部にある、太魯閣(タロコ)峡谷の写真です。
大理石の岩盤を侵食して形成された大渓谷で、奇岩と水の渓谷美が楽しめるとあって、台湾の中でも、特に人気のある観光地だそうです。

写真は、渓谷で一番狭くなっている九曲洞と言われる場所でしょうか。

ドラゴンダンスの写真です。

龍の姿はカラフルで、躍動的な動きで目を楽しませてくれるでしょうが、龍をうまく操作しながら演じる踊り手はたいへんでしょう。
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台湾風景 (1) 自由中国の声 (1995年)

2014-08-13 | 海外局ベリカード
VOFC「自由中国の声」日本語放送を1995年に聴いて、いただいたベリカードです。

台湾にいる、黒地に白や黄色の模様がある、チョウの写真です。
 
ジャコウアゲハ族の仲間で、キシタアゲハのようです。

花の蜜を吸う、ミツバチの写真です。

墾丁(こんてい)の海岸の写真です。

台湾最南端の恒春半島の先端に位置し、東は「太平洋」、西は「台湾海峡」、南は「バシー(巴士)海峡」に面していて、半島全体が、墾丁国家公園になっています。

玉山にある気象観測所の写真です。
白色の建物なので、残雪の色と見分けがつかなくなっています。

玉山は、台湾中央部にある、標高3,952mと台湾で最も高い山です。
日本統治時代には、3,776mの富士山よりも高いので、「新しい日本最高峰」の意味で、「新高山(にいたかやま)」と呼ばれました。1941年12月2日に発令された、日米開戦の日時を告げる海軍の「ニイタカヤマノボレ一二〇八」という暗号電文は、同山の名前からとられたとして知られています。

ところで、「台湾国際放送」日本語放送は、「自由中国の声」以来、受信レポートの宛先は、「日本語課」ではなく、愛称の「玉山」と書くようにアナウンスしています。
また、番組名に「玉山アワー」だったり、「玉山クイズ」という、玉山の冠が付けられたのがあります。
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韓国風景 ラジオ韓国 (7) (1994年)

2014-08-12 | 海外局ベリカード
「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1994年にいただいたベリカードです。

ソウル定都600周年記念のカードです。
古都は、風水で玄武、朱雀、青龍、白虎に山や川などをあてて、四神相応の思想によって決められ、造られたそうです。

記念ポスターを撮影したもののようで、古文書の絵や文物がデザインされています。

景福宮での、宮廷舞踊の写真です。


何かの行事にあわせて、当時の華やかな舞踊を再現したようです。

慶州市にある、仏国寺の写真です。

この年、1994年8月から「Radio Korea」は、英語の正式局名を「Radio Korea International」(RKI) に改称されました。

ソウル市域の中央部を流れる、漢江(ハンガン)の夕景の写真です。
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鳥のカード ラジオ韓国 (1993年)

2014-08-11 | 海外局ベリカード
「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1993年にいただいたベリカードで、韓国で見られる鳥類の写真です。

メジロの写真です。

目の周りにある白い輪が特徴で、目白の名前に。英語でも、Japanese White-eyed Birdと呼ばれています。

表面です。

様式が変わり、英語と韓国語によるお礼文章のスペースが広くなり、受信日時や受信周波数を書く欄がなくなってしまいました。

サギの写真です。

子育て中の様子です。

オシドリの写真です。

オスに比べて、メスは全体に灰褐色で、目立ちません。

9月のは、KBS40周年の記念カードです。

地球と通信衛星が描かれています。 

ジョウビタキの写真です。

枯れ枝の先に止まっています。
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放送スタッフの写真 FEBC Manila (1991-1992年)

2014-08-10 | 海外局ベリカード
フィリピン・マニラの「FEBC」(Far East Broadcasting Company)の英語放送を聴いていただいた、1991-1992年のベリカードです。

マニラからの短波によるFEBC日本語放送が、1985年5月に廃止されて以降、聴くことが少なくなってしまいました。

英語放送の担当スタッフの写真です。
このベリカードには、右から2人目のAlidaさんがサインされています。

送信所は、マニラの北東25キロに位置するブラカン州ボカウェにあります。

50kw送信機を点検するリカルドさんです。

ボカウェ送信所の技術スタッフの集合写真です。

その後、短波による英語放送もなくなってしまったようで、FEBCマニラ局は聴かなくなってしまいました。

ところで、キリスト教放送局FEBCを1945年に創設した米国人の一人、ボブ・ボウマン(Bob (Robert) Bowman)さんが、今年3月、98歳で亡くなられたそうです。
1948年に、マニラでFEBC初の中波局KZAS(現DZAS)を、1949年には、短波局DZH6の開局に尽力されました。
また、1958年、米軍施政権下の沖縄に、「極東放送」(KSABなど)を開局。1960年には、サンフランシスコ・KGEI局をGE社から買収して、「友情の声」を。沖縄の日本復帰後の1973年に、韓国の済州島にHLDA(現 HLAZ) 局として宗教放送機能が移され、以降、ここからは中波によるFEBC日本語放送が続いています。
1992年にリタイアされたそうですが、アジア地域での伝道ラジオ放送を推し進められました。
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台湾紹介カード 自由中国の声 (1993年)

2014-08-09 | 海外局ベリカード
VOFC「自由中国の声」日本語放送を1993年に聴いて、いただいたベリカードの続きです。

台北市信義路に建設された「台北世界貿易センター」の建物です。 
1985年12月31日に開業。展示館、国際貿易ビル、国際会議センター、観光ホテルの4つの建物が集まっている施設です。

手前にある、外観がブロックを積んだようなユニークな建物が、展示館のようです。

台湾の「プロ野球チーム」が、試合をしている写真です。
台湾で、プロ野球リーグ戦が始まったのが1990年といいますから、それほど歴史は古くありません。

この写真は、どこの球場での試合かわかりませんが、球場の規模がそれほど大きくなく、外野スタンドはありませんね。

台湾では、1992年のバルセロナ・オリンピック大会に出場したチャイニーズ・タイペイ代表チームが、銀メダルを獲得したことから、プロ野球人気が出だしたとのことです。

劇の舞台写真です。
中国大陸から京劇団を招へいしたり、地元の劇団との共演を通して、伝統演劇の公演が行われているようです。
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台湾の子どもたち 自由中国の声 (1993年)

2014-08-08 | 海外局ベリカード
VOFC「自由中国の声」日本語放送のベリカードで、1993年にいただいたものです。
台湾の子どもたちの、生き生きした姿が写っています。

小学校の授業風景です。  

児童が、人形劇をしている場面です。

台湾の伝統芸能として人気のある、布袋劇(プータイシー)のようです。 

台湾本島の南西沖の孤島・蘭嶼に住んでいる子どもたちです。

ここには、タオ(ヤミ)族の人々が暮らしていて、チヌリクラン(拼板舟)と言われるカヌー型の漁舟が使われています。パンノキを材料に造られ、赤、白、黒の3色で鮮やかな装飾が施されています。
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韓国舞踊 ラジオ韓国 (1992年)

2014-08-07 | 海外局ベリカード
「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1992年にいただいたベリカードです。

韓国の踊りの写真が、採り上げられています。

現代の「モダンダンス」です。 

「僧舞(スンム)」と言われている、踊りです。 
白い長袖の上着を着て、赤い長布を斜めにかけ、三角帽子をかぶって踊る、僧舞は、仏教の精神を基調にしていると言われています。

長いリボンのついた帽子を被り、回しながら賑やかに踊る、「農楽舞(プンムルノリ)」です。

農村において、春には豊作を祈願する祭りとして、夏からの収穫期にその農作業を癒すために、また、秋には収穫を祝う祭りとして、受け継がれてきた伝統民俗舞踊です。

「長鼓舞(チャンゴチュム)」は、 祝い事やお祭のときなどに、長鼓(チャンゴ)を肩にかけて、打ちながら舞い踊るというものです。

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韓国風景 ラジオ韓国 (6) (1991年)

2014-08-06 | 海外局ベリカード
「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1991年にいただいたベリカードの続きです。

渓流の写真です。

農家の人たちが、田んぼで、豊作を祈願する舞踊・農楽をするところのようです。



北東部の江原道にある、雪岳(ソラク) 山です。
一つの山の名前ではなく、いくつもの峰の集まった山全体を呼んでいるようです。最高峰の大青峰(テチョンボン)は海抜1,708メートルだそうです。

雪岳山国立公園の紅葉風景です。

秋のソウル、景福宮(キョンボックン)」の香遠池に浮かぶ香遠亭です。

香遠亭は、1887年に朝鮮半島で初めて電灯が灯った場所です。
池の水を利用して蒸気機関を回して発電。電球は米国エジソン電気会社のもので、京都府八幡・男山の竹を炭化したフィラメントが使われていたそうです。
しかし、発電機の排水によって池の水が温まり、池の魚が死んで浮かび上がることもあったようで、それは、国が滅びる前兆と信じられていため、大騒ぎになったことがあると言います。その迷信は、まもなく現実となり、日本による韓国併合により、1910年に李氏朝鮮は消滅してしまいました。

ソウルにある李氏朝鮮時代の宮殿・壽宮(トクスグン)の雪が積もった石垣の写真です。

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韓国風景 ラジオ韓国 (5) (1991年)

2014-08-05 | 海外局ベリカード
「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1991年にいただいたベリカードです。

農家の風景で、軒下に吊るされて、干されている柿や大根などと、女の子と男の子が、手をたたきあって遊んでいる写真です。


旧暦の正月にする、伝統的な板遊び・ノルティギをする女性たちの写真です。


チェジュ島のハンドクという村落の風景のようで、三世代の家族がそろって写っている写真です。


黄海道鳳山(ポンサン)地方に伝わる、仮面舞踊・タルチュム(タル:お面+チュム:踊り)の写真です。


慶尚南道地方の呪術や巫俗儀式での厄払いに由来しているという、舞踊・サルプリの写真です。

女性のもつ苦しみ、悲しみなど心の内面を、スゴン(手拭)という白い布でもって表現しているそうです。
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いろいろなカード 中国国際放送 (1996年)

2014-08-04 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」の日本語放送を聴いて、1996年にいただいたベリカードです。

ネズミが花かごを持っている切り絵です。

この年は、ネズミ年でした。
枠がデザインされ、赤色と黄色が使われていて、新年のお祝いの雰囲気を出しています。

黄色のボタンの絵です。
辛未年冬、王倩という署名があります。
1991年冬に描いた、山東省済南の女性画家の作品なのでしょうか。

深紅のボタンの花の写真です。


塔の写真です。
西安にある小雁塔で、正式名称は荐福寺仏塔というそうです。
この塔は、かつて唐の都・長安と呼ばれていた707~710年に、高僧・義浄がインド天竺から持ち帰った仏教の経典や仏図などを収めるために建てられた、といわれています。

10月の国慶節にあわせて、一時、天安門広場に作られた庭園です。

写真で見るかぎり、松が植えられたり、菊が飾られたり、滝や池が作られたりと、かなり大がかりな様子です。
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7月の海外日本語局のベリカード (CRI HCJB KBS W.R. VOK)

2014-08-03 | 海外局ベリカード
7月にいただいた、海外の日本語局からのベリカードです。

CRI「中国国際放送」のベリカードは、「美しいチベット・シリーズ」で、チベット西部にあるサキャ寺の写真です。
1079年に創建の北寺は、文化大革命で破壊されたそうで、1268年に創建された南寺が残っているようです。
寺院の壁の色は、赤紫は文殊菩薩、黒は金剛護法神、白は観音菩薩の象徴だそうで、結構カラフルです。


CRIの7月上旬のE-ベリは、これも、サキャ寺です。

もう1枚、下旬のE-ベリは、標高8,848 mと言われている世界最高峰・チョモランマ(エベレスト)の姿です。

このような写真が撮影できるところまで登って行くのは、たいへんでしょうね。なれないと高山病になってしまいます。

「リーチ・ビヨンド」(HCJBオーストラリア)のカードです。
三浦綾子さん著「われ弱ければ」の主人公・矢嶋楫子さんが創設した「女子学院」の旧校舎のイラストが描かれています。
また、三浦綾子さん夫妻と尾崎さん夫妻などが一緒の記念写真も載っています。


「KBSワールド・ラジオ」のは、韓山からむし織の作業風景です。

からむし織は、イラクサ科に属する宿根草の植物の茎から繊維を採り、編み機で編んで布地にします。
日本では、福島県の昭和村が、本州唯一の生産地のようです。
韓国では、夏の伝統服に使われる代表的な素材だそうで、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。

「チョソンの声」のは、北朝鮮内にある、どこかのお寺の写真です。
山の斜面にいくつかのお堂が建っているようです。

表面は、ドイツ語の確認文が書かれたカードです。
  
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7月の海外局のベリカード (2) 国際災害救援試験放送 (HFCC)

2014-08-02 | 海外局ベリカード
7月にいただいた海外局のベリカードの続きです。

ジャカルタで開催された、ABU「アジア太平洋放送連合」の「気候変動や災害軽減に関するメディア・サミット」に合わせて、6月5-6日に、いくつかの放送局が協力して「国際災害救援試験放送」(The Trial of International Radio for Disaster Relief)が実施されました。

それらの放送に対して、ベリカードが発行されるらしいということを知りましたが、それぞれの放送局やABUで発行されるのかな、と思っていました。
そして、R.JAPANやKTWRなどにレポートしたことや、KTWRからは普通のカードをいただいたことは、先月、先々月に書きました。

また、ABU事務局へもレポートを送ろうかなと思案していたところ、R.JAPANからの返信で、どうやら、HFCCというところが発行しているようだとわかりました。

その、HFCC (High Frequency Co-ordination Conference)ですが、名前は聞いたことがありますが、どんなところなのか? 「国際的な放送の提供調整機関」らしく、そこがプロジェクト元とは、思ってもみませんでした。

本部がチェコにあり、まずメールで、念のため郵送でも送ってみました。
いただいたのが、今回の試験放送を実施した12送信所の位置がマークされた世界地図です。


表面です。

ジャカルタに向けて、シェパートン(R.A.)、グアム(KTWR) 、パラオ(R.J.) 、マニラ(FEBC)、ティナン(IBB)、ペキン(RTC -China)、 ウドンタニ(IBB)、ナコンサワン(BBC)、トリンコマリー(SLBC)、バンガロール(AIR)、マダガスカル(MGLOB)、バチカン(R.V.)からでした。

放送は、0200-1130 UTCに21840 kHzまたは15650 kHzを使って行われ、独自の制作番組やBBCのジャクリーヌ・ダルトンさんが事前に制作した共通番組が、流されたりしました。

さて、大災害が発生した時に対応できる情報伝達メディアとしては、ラジオが有効です。
日本でも、阪神淡路大震災を契機に、各地域でコミュニティFM局が多く誕生しましたし、東日本大震災でも、避難所などでのライフラインの生活情報を得る源としての役割は、大きかったのではないでしょうか。

ただ、海外の場合、AMやFM放送よりも、長距離通信に効果的な短波を使った放送となるのでしょうね。また、短波帯が受信できるラジオが、ある程度普及しているような地域なので、今回こうした短波による各局協働のテスト放送が行われたことの意義は大きいでしょう。
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