7月にいただいた海外局のベリカードの続きです。
ジャカルタで開催された、ABU「アジア太平洋放送連合」の「気候変動や災害軽減に関するメディア・サミット」に合わせて、6月5-6日に、いくつかの放送局が協力して「国際災害救援試験放送」(The Trial of International Radio for Disaster Relief)が実施されました。
それらの放送に対して、ベリカードが発行されるらしいということを知りましたが、それぞれの放送局やABUで発行されるのかな、と思っていました。
そして、R.JAPANやKTWRなどにレポートしたことや、KTWRからは普通のカードをいただいたことは、先月、先々月に書きました。
また、ABU事務局へもレポートを送ろうかなと思案していたところ、R.JAPANからの返信で、どうやら、HFCCというところが発行しているようだとわかりました。
その、HFCC (High Frequency Co-ordination Conference)ですが、名前は聞いたことがありますが、どんなところなのか? 「国際的な放送の提供調整機関」らしく、そこがプロジェクト元とは、思ってもみませんでした。
本部がチェコにあり、まずメールで、念のため郵送でも送ってみました。
いただいたのが、今回の試験放送を実施した12送信所の位置がマークされた世界地図です。
表面です。
ジャカルタに向けて、シェパートン(R.A.)、グアム(KTWR) 、パラオ(R.J.) 、マニラ(FEBC)、ティナン(IBB)、ペキン(RTC -China)、 ウドンタニ(IBB)、ナコンサワン(BBC)、トリンコマリー(SLBC)、バンガロール(AIR)、マダガスカル(MGLOB)、バチカン(R.V.)からでした。
放送は、0200-1130 UTCに21840 kHzまたは15650 kHzを使って行われ、独自の制作番組やBBCのジャクリーヌ・ダルトンさんが事前に制作した共通番組が、流されたりしました。
さて、大災害が発生した時に対応できる情報伝達メディアとしては、ラジオが有効です。
日本でも、阪神淡路大震災を契機に、各地域でコミュニティFM局が多く誕生しましたし、東日本大震災でも、避難所などでのライフラインの生活情報を得る源としての役割は、大きかったのではないでしょうか。
ただ、海外の場合、AMやFM放送よりも、長距離通信に効果的な短波を使った放送となるのでしょうね。また、短波帯が受信できるラジオが、ある程度普及しているような地域なので、今回こうした短波による各局協働のテスト放送が行われたことの意義は大きいでしょう。
ジャカルタで開催された、ABU「アジア太平洋放送連合」の「気候変動や災害軽減に関するメディア・サミット」に合わせて、6月5-6日に、いくつかの放送局が協力して「国際災害救援試験放送」(The Trial of International Radio for Disaster Relief)が実施されました。
それらの放送に対して、ベリカードが発行されるらしいということを知りましたが、それぞれの放送局やABUで発行されるのかな、と思っていました。
そして、R.JAPANやKTWRなどにレポートしたことや、KTWRからは普通のカードをいただいたことは、先月、先々月に書きました。
また、ABU事務局へもレポートを送ろうかなと思案していたところ、R.JAPANからの返信で、どうやら、HFCCというところが発行しているようだとわかりました。
その、HFCC (High Frequency Co-ordination Conference)ですが、名前は聞いたことがありますが、どんなところなのか? 「国際的な放送の提供調整機関」らしく、そこがプロジェクト元とは、思ってもみませんでした。
本部がチェコにあり、まずメールで、念のため郵送でも送ってみました。
いただいたのが、今回の試験放送を実施した12送信所の位置がマークされた世界地図です。
表面です。
ジャカルタに向けて、シェパートン(R.A.)、グアム(KTWR) 、パラオ(R.J.) 、マニラ(FEBC)、ティナン(IBB)、ペキン(RTC -China)、 ウドンタニ(IBB)、ナコンサワン(BBC)、トリンコマリー(SLBC)、バンガロール(AIR)、マダガスカル(MGLOB)、バチカン(R.V.)からでした。
放送は、0200-1130 UTCに21840 kHzまたは15650 kHzを使って行われ、独自の制作番組やBBCのジャクリーヌ・ダルトンさんが事前に制作した共通番組が、流されたりしました。
さて、大災害が発生した時に対応できる情報伝達メディアとしては、ラジオが有効です。
日本でも、阪神淡路大震災を契機に、各地域でコミュニティFM局が多く誕生しましたし、東日本大震災でも、避難所などでのライフラインの生活情報を得る源としての役割は、大きかったのではないでしょうか。
ただ、海外の場合、AMやFM放送よりも、長距離通信に効果的な短波を使った放送となるのでしょうね。また、短波帯が受信できるラジオが、ある程度普及しているような地域なので、今回こうした短波による各局協働のテスト放送が行われたことの意義は大きいでしょう。