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浮体式洋上風力は、日本の造船技術を駆使 経産省、風車開発で世界の「勝ち筋」追求

2021-06-24 07:18:22 | 日記
経済産業省は23日、産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会グリーン電力の普及促進分野WGの初会合を開き、洋上風力の低コスト化と次世代太陽電池の開発の各プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画案を示した。
このうち、洋上風力発電の低コスト化に向けた研究開発・社会実装計画については、民間企業の積極的な投資を目指すため、まずは市場規模の拡大を掲げ、大量導入とコスト低減を図ることで、経済波及効果を得ることを目指すとしている。さらに浮体式洋上風力の技術開発を進めるが、日本周辺の複雑な海底地形や気象条件などをふまえると、あえて絞り込みは行わず、着床式洋上風力との競争を喚起するような環境づくりを目指す。浮体式洋上風力の場合は日本の造船技術を駆使して実用化を目指す。
洋上風力を巡っては、欧州が先行しているが、日本では欧州企業などとの連携を図りながらも、アジアを含めた気象条件などに合った研究開発を進める。特に浮体式洋上風力は、「日本が勝ち筋を得るための肝になる」(経産省)とみられており、研究開発や実証を通じて取り組みを加速させたい考え。

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