本紙調べによる2020年12月末現在の石油元売会社別SS数がまとまったが、SS各社の総数の合計は、2万2496ヵ所(前年同月比235ヵ所減)に減少している。
本紙では3ヵ月に一度、SS数を集計している。SSの減少幅はかつて年間500ヵ所を超える水準で推移していたが、次第に縮小し、2020年6月末以降は300ヵ所を下回っている。
国内のSS数は、自由化と2000年代半ば以降のガソリン需要の減退などで減少が続いており、現在はピークだった1994年度の約6万ヵ所から半減。元売系列のSSもほぼ同じペースで減少しているが、近年は元売再編やエネルギー供給高度化法による需給適正化が進み、元売各社で供給体制の見直しが行われるなど、減少する燃料油需要に供給をマッチングさせる努力が続いている。
なお、セルフSS数は、合計8393ヵ所(167ヵ所増)に増加する一方、セルフSSの社有比率は、平均50.7%で0.3ポイント下落しており、最近は特約店SSのセルフ化が中心となっていることがわかる。
石油通信社
本紙では3ヵ月に一度、SS数を集計している。SSの減少幅はかつて年間500ヵ所を超える水準で推移していたが、次第に縮小し、2020年6月末以降は300ヵ所を下回っている。
国内のSS数は、自由化と2000年代半ば以降のガソリン需要の減退などで減少が続いており、現在はピークだった1994年度の約6万ヵ所から半減。元売系列のSSもほぼ同じペースで減少しているが、近年は元売再編やエネルギー供給高度化法による需給適正化が進み、元売各社で供給体制の見直しが行われるなど、減少する燃料油需要に供給をマッチングさせる努力が続いている。
なお、セルフSS数は、合計8393ヵ所(167ヵ所増)に増加する一方、セルフSSの社有比率は、平均50.7%で0.3ポイント下落しており、最近は特約店SSのセルフ化が中心となっていることがわかる。
石油通信社