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2020年の世帯当たりガソリン購入15%減    家計調査、コロナ禍での外出自粛が影響

2021-02-08 07:27:50 | 日記
総務省は5日、2020年(1~12月)平均の家計調査を発表した。全国の2人以上の世帯のガソリン購入数量は、407.28ℓで前年比15.2%減少している。近年はカーリースやカーシェアなど、マイカーを保有せずドライブを楽しむライトユーザーが増えつつあったが、新型コロナウイルス感染拡大が人々の移動を大幅に制限し、ガソリン購入数量も大幅に落ち込んだ。月間購入数量は33.94ℓで年平均の家計調査が現在の形になった2001年以降で最も少なかった。これまでの最高は2003年の549.339ℓ、月間平均45.78ℓだった。
また、1年間の購入頻度は14.84回で前年比2.18回減。購入世帯は全体の56.05%で4.31ポイント減。平均価格は127.91円/ℓで7.3%下落。ガソリン購入にかけた年間支出金額は5万2096円で21.4%下落した。
なお、購入数量を購入頻度で割った給油1回当たりのガソリン購入数量は、27.45ℓで前年に比べ2.7%減。ハイブリッド車の普及による燃費向上やコロナ禍で遠出をする人が少なかったことが影響した。

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