対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

新刊棋書情報「本手の打ち方が分かる本」

2007-08-23 01:55:55 | 棋書
MYCOMの新刊「本手が打ち方が分かる本」は、特にラインナップに入っていないが「集中講義」シリーズと作りは同じ。

即ち序章でまず、「本手とは何ぞや」という概論。

第1章以降、テーマ図から「次の一手」を問い、その解答を通して
「この手は本手です」
「この手も本手です」
「この手は本手のようですが、不急の一手で緩手です」
と具体例を並べ、慣れてもらう構成だ。

著者は羽根直樹プロ、構成は内藤由起子氏。

テーマ、内容共に悪くはないが、作りが平凡なためインパクトに欠けることは否めない。
また本当に本手の、「打ち方が分かるようになる」かどうかも微妙。
ただ説明しにくい「本手」を序章で、説明しようとした姿勢は評価できる。

同じテーマの著書として河出書房新社の「本手指南」や、日本棋院の「高尾の力学」などが挙げられる。
しかしこれらはやや高段向け。
そういう意味でも、「厚く」打つ「本格派」を目指す初段前後までの人には現在、貴重な本といえるかもしれない。

新刊棋書情報「世界一やさしい詰碁入門編」

2007-08-22 00:15:15 | 棋書
「詰碁が苦手だなんて、言わせません!!」

MYCOMの新刊「世界一やさしい詰碁 入門編」のオビから、佳奈先生に説教される画を妄想し、
「イィわぁ…
と思った私は、馬鹿でしょうか?

タイトルの通り、有段者ならばひと目で解きたいレベルの問題が、164題並ぶ。
解説やヒントはオーソドックスながら、万波プロを想像させる女性らしい丁寧口調で書かれており、初心者にやさしい。
1問につき2図構成。
万波プロに解説して貰っている気分で読めば、より楽しめるかも?
もっとも構成は朴道純氏ですが(汗)。

また3つ息抜きのコラムが掲載されており、特に「宝物は詰碁の本」は「ちょっといい話」でお薦め。
ただし残念ながら、万波プロの写真などは一切ない(笑)。

折角万波プロを起用したのだから、もう少しその長所を活かしても良かったかもしれない。
いっそ写真とかコラムをもっと増やせば、囲碁ファン以外にも多少はアピールできたはず。

それでも値段をやや抑え、表紙をシャープにするなど頑張ってはいる。
ひと目の詰碁」が書店で見当たらなくなって来た今、初級者向けの詰碁集として悪くはないのではないか。
万波プロの前著「囲碁上達ハンドブック」よりは、バトルロイヤル風間氏の似てないイラストがない分だけ、評価出来る一冊(笑)。

♪キミィといつまでも碁ワールド

2007-08-21 00:15:26 | 棋書
当ったりぃ~♪

今日発売の「碁ワールド9月号」で、山田規三生プロが
「エアコンを部屋に設置してしまった」
ことを告白。
私の読み通り。
男同士で以心伝心しても、全然嬉しくないですがね(笑)。

尤も原稿を書いているのは数ヶ月前だろうから、この酷暑はエアコン三昧で完全に凌いだのであろう。
まるで
「これまでの2年と同じようには、凌げないぞ」
と見越したかのよう。
その辺りは流石碁打ちというか、機をみるにヴィンセント・ヴァン・ゴッホである。
ひまわり。
…オランダ人だから「V」は「フィ」なのか。

その他の記事では高尾プロの、インタビューの中にあった「犬に携帯を喰らわした」話や、藤沢秀行先生の本因坊戦酷評。
それから結城プロによる碁聖戦第1局の解説などが、やや面白かった。
旬じゃないけれど。

あとはいつも通り。
期待の富士通杯がああいう結果だったので、全体的にトーンは低い。
旬じゃないし。

先月からスタートした3ヶ月連続特別企画の問題集、「パワーアップトライアル」にはゲンナリ。
機関紙に問題集はいらないと思っている私には、こういう企画は年に1回でもどうかと思うのに。
旬もへったくれもない。

そんなにみなさん問題集に飢えているんですか?

来月はアマチェア全国大会特集だそうです。

囲碁の打てる芸能人

2007-08-20 00:55:55 | 雑談
TVを珍しく観ていたら、「平成教育委員会」に出ていた神田沙也加の紹介に「囲碁将棋部の部長」みたいな肩書きがついていた。
をを!
打てるのだろうか?
指せるのだろうか?
中学時代らしいけれど。

どちらかというとお父さんの神田正輝譲りで、「指す」感じがする。
石原軍団が出番待ちの時に、指していそうじゃない?

で、囲碁将棋というのは「知的な」肩書きに分類されるのですな。
そーなのかなぁ?
皆さん実感あります(笑)?

テレビといえばしょこたんこと、中川翔子が24時間テレビの司会を。
まだマイナーアイドルだった頃を何故か知っている私には、随分意外なブレイク。
ここまできたかという感じ。
才気あるけれど癖のあるタイプだから、万人受けしないと思っていたけれどなぁ。

何がキッカケだったのだろう?
ブログ
それにしても「しょこたん」が、「○太郎コンプレックス」の略にみえて仕方ない。
それとも意識して、掛けているニックネームなのだろうか?

YO!YO!新棋士ブログ紹介

2007-08-19 00:55:55 | 雑談
あどさんが昨日、
今朝はかなり涼しい。秋の気配が濃い風になっている
と書いておられたのを読んで内心、
「そんなに急に、涼しくなるわけないじゃんYO!」
と思っていたら、本当に今日はやや涼しかった。
すみません。
さすがに秋は感じないけれど…。
はじめ先生上京で、ジメモード突入か?

さらに棋士のHP訪問記も記しておられた。
それによると、関西総本部の円田秀樹プロブログを開設している模様。
訪問してみれば同じgooブロガーで、しかもデザインまで一緒(笑)。
ちょっとシンパシー。
内容は今のところ、碁を通して各地を訪問した記録になっているようだ。

円田プロはその印象的な風貌とお名前から、NHK杯に登場しておられたのは覚えているが、ほとんど知らないに等しい。
世代的にはnipparatさんが、詳しいかもしれない?

でも開設してから、もう1月過ぎているなんて…。
何故に同じ関西総本部棋士のブログ、囲碁ステーションで広報しないんだYO

もしかして広く知られてはまずいとか!?

熱中症な思い出

2007-08-18 00:55:55 | 雑談
ブログを巡ると、やや東北地方は涼しくなったようだ。
こちらも週末は、雲がかって天候になる模様。
しかしやっぱり、ジメッと暑いよ。

それにしても一昨日の多治見と熊谷で40.9度…74年ぶり国内最高気温(読売新聞) - goo ニュースには驚いた。
ここ10年で一番暑いと思っていたが、どうやら間違っていなかったようだ。

昼夜問わず救急車を見かけることが多いのも、熱中症の患者が急増しているからだろう。
そういえば去年私も軽く熱中症っぽい症状になって、デパートのトイレに駆け込んだなぁ…。
今日など今まさに担ぎこまれる、中年の紳士をみてしまった。

エアコンなしで2つの夏を越した山田規三生プロも、さすがに今年は綺麗なお姉ちゃんとの出会いを振り切り
「ゴメン、これからエアコンの取り付けがあるんだ」
と、家に帰ったのではないかと憶測します(笑)。
夜、眠れないもん。

今日は冷凍した豚肉の薄切りを、アイスノンの代わりにして一局。
効果なし(笑)。

こんな季節には囲碁に、熱中しようもありません。

結城あるNHK囲碁講座

2007-08-17 00:55:55 | 雑談
NHK囲碁講座テキスト9月号が発売。

注目は次号の予告………。
って、をい!

す、すみません。
現行の講座は関心ないので…(酷暑に滝汗)。

で、気になる10月スタートの講座は…
結城聡プロの
これが世界の新感覚」!

結城プロということで多分マニアックな内容になりそうですが、人選も内容も武者震いがしたぐらい、個人的にはツボな企画。
来月号テキストが楽しみです。

ただ結城プロは結城プロなだけに幽鬼なところがあるので、ここはアシスタントに勇気を出して、有期で有機栽培の裕木奈江…って、どこいった?
へぇ、映画で活躍しているんだ…。

………じゃなくて結城プロの相棒に、明るくハキハキしたアシスタントが必要ですね。
関西棋院のことですから、棋士でもインストラクターでも、知られざる隠し玉を持ってくるのではないか。
そこも興味の一つになりそうです。
もちろん可愛い女の子を希望(笑)。

そういえばテキスト連載中の、河野臨天元の布石講座が前にも書きましたが面白いです。
流行布石の流行の「理由(わけ)」を、明快に解説していて。
こういう内容こそ「碁ワールド」の読者も読みたいのではないかと思うのですが、どうでしょう?

高段者との差

2007-08-16 02:05:47 | 雑談
タイゼムで時々、高段者の碁を鑑賞する。

私自身はタイゼムで初段あるかないかのレベルだから、当然5段以上の碁は感心することばかり…。
…でもないんです。

というよりも、どちらかというと
アレ?
という気分の時が多い。
囲碁に対する「感心力」がまるでないからねぇ。
その度に、
ザビ家の独裁をもくろむ男が何を言うのか」(違)(ブライト・ノア)
と自分を戒めているけれど…。
自分は偽れない。

自分でも鼻で笑ってしまうが、思うに高段者と自分の差は思ったよりないのではないか。
nipparatさんとの囲碁ボケ危険対局の時も、そう感じた。
定石をほんの少し知っているとか、自分より3手先が見えているとか、経験値がちょっと多いとか。
あるいは失敗しても被害を出来るだけ抑え、辛抱できるとか。
根気、集中、気持ちの持ちようとか。
そんな微差の積み重ねじゃないかと。

少なくともプロの碁を並べている時のように圧倒されるということは、タイゼムの鑑賞ではない。
「次はこうなのかな?」
というところが全く検討違いということはあまりないし、理解不能ということも少なし。

と同時にその差がやっぱり大きく、そして埋めがたいというのも事実。
差をまとめ、勝ちに結び付けられるかどうかで、結果は大きく違ってしまう。

ただ伸び悩んでいる人で、
「高段者なんてとてもとても」
と思っている人に対しては、
「いや、結構何とかなりそうだよ」。
プロのいう
「プロはともかく、アマあるレベルまでは誰でもいける」
というのは本当だと信じている。

一生に一度ぐらいは、nipparatさんに先で一発入れる。
そこまではいけそうな妄想をもっているのも、夏ボケのせいばかりでないはずだ。

狂乱の夏

2007-08-15 01:22:29 | 雑談
剥いたサツマイモから、甘い香りがします。

こ、これは「せうちう」の匂い。
発酵しているのか!?
そのままにしておけば、芋焼酎が出来るかなぁ♪

自転車で走行中、何かが私の顔にぶつかりました。
ビックリして振り向けば、セミ

今年の夏の暑さには、虫でも調子が狂ってしまうようです。

サツマイモの生命力

2007-08-14 18:58:20 | 雑談
買ったものの使いどころに困って、放置していたサツマイモが凄いことに!

生えてます!
まぁ、これはイモ類では普通。

しかし茂ってます!

測ってみたら25cmもありました。
素晴らしい生命力。
やや小さめの方がよく伸びているのが面白い。

更に…まだあるのですが、これ以上は書けません。
特筆すべきはこれをまだ、食そうとする人間がココにいるということです。

明日、サツマイモを食べて倒れた人間の記事があったら、私かもしれません。