対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第53回アマチェア本因坊戦大盤解説会後編

2007-08-28 06:15:55 | 雑談
さて決勝の様子。

会場について組み合わせを確認すると、準決勝で洪さんと尹さんがぶつかり、洪さんが勝ち抜き。
この二人が近年の情勢から本命とみていたので、
「準決勝が事実上の決勝だな」
「でも本当にそうなったら面白くないな」
と思って着席。
ほうきゅう3さん、すみません。
ただそういう訳で判官贔屓から、滝澤さん応援モードで観戦。

洪さんを誤解していたのは、その「序盤に策あり」という棋風もあったかもしれません。
インタビューによると
「囲碁は自由なもの。あまり型にこだわらない自分の碁を伝えたい」
からだそうです。
決勝も黒番滝澤さんの2連星に、洪さんは星と目はずしの組み合わせ。



さらに簡明を求める滝澤さんの高ガカリに対しても、ハサミという趣向。
そこからハザマをあけて飛び出して競り合いになったのですが、あまりこういう碁形を私は好きじゃないのです。
ただこの序盤も本因坊名人の明快な解説で理解。

この競り合いは洪さんが、3子を飲み込んで治まり決着。
このワカレで随分、白が良い感じがしていました。
もうちょっと進んでから自主的に目算しても、黒はコミを出せない感じ。
中央に10目以上の中地がつかないといけないのですが、それは難しそう。

しかし滝澤さんは飲み込まれた3子の利きを頼りに、寄り付いて(?)いきます。
終盤黒が白の3子切り離しを狙って、生ノゾキを打ったに対して、白は手抜いて中央につきそうな黒地を消す。
これはまぁ、見合いみたいな雰囲気でした。
ところがこの消したはずのところに、6目近い地が出来てしまったのに、洪さんの誤算があったのでしょうか?

大盤解説の本因坊名人が、何度も何度も目算してみせる、
「細かい」
終盤の末、滝澤さんが半目勝ち。
決勝にふさわしい熱戦でした。

ちょっと冷房にあたって体調がイマイチでしたが、目的の(汗笑)本因坊記念扇子までいただいて満足♪
扇子高尾解説の詳しい内容は、とりさんのブログを参照してください。

また機会あれば、いってみたいと思いました。

本因坊の叔父は囲碁ボケラー

2007-08-28 01:30:51 | 雑談
あどさんによる新アマ本因坊の滝澤さんは囲碁ボケラーほうきゅう3さんの甥御さんだそうです。
オイラには全く関係のない大会を、何故観戦しているのだろう?」
と自問していましたが、結果的に囲碁ボケ繋がりで、わずかなでも縁のある人の優勝の瞬間に立ち会えたのは良かった♪

ほうきゅう3さんも、おめでとうございます。
そして囲碁ボケありがとう(笑)。