対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

地中に無理手

2007-08-29 01:00:06 | 雑談
dasさんの「地中に手あり」という記事を読んで、昔を思い出したり色々思うところがあった。
しかし多すぎて、未だ考えがまとまらない。

dasさんの仰ることはその通りだと思うが、そう思えるようになったのはつい最近。
タイゼムで揉まれ、「地中への無理な手」を「モチコミ」に出来るようになってからである。

その経験から一つ言えることは、「地中に手を突っ込まれる」ことは、こと初段ぐらいまではやはり大変不快であるということ。
そしてそこで勝敗が決してしまうことが、囲碁に興味を失いかねない要因にもなりうるということである。

大体「地中に無理に手を突っ込む」場合、心理的には「駄目元」と思っているほうが楽。
だからたとえそれが厳密には「手にならない」はずぐらいで、「手になるか」五分五分だろう。
そしてしっかり対応出来ても、出来なくてもそこに残るのは勝利の快感より「疲労感」。
これに時間攻めが絡むと、もはや囲碁でなくなる。

なまじっか「この形は確定地」という「知識」があると、かえって悲惨である。
例えば定石書などには

「この形は確定地」
と「しか」書いていない。

過保護かもしれないが、個人的にはもし「確定地」という概念を教えるならば、そこに飛び込んできた時にどう捕獲するのか、また外側のどういう条件で変わってくるかまでしっかり教えてあげて欲しいと思う。