対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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碁石達の沈黙

2005-08-31 01:20:45 | 棋譜
そういえば、先日放送していた「羊たちの沈黙」を観ていて、チルトン博士を演じている俳優がブッシュ大統領に似ている気がした。
チルトン博士は嫌なキャラクターではあるが、別に大統領を貶したいわけではない。
単に「見た目が似ているかな」と感じただけである。
念のため。

互先、白番、コミ1目半。

ちょっと珍しい序盤に戸惑うが、己の感性を信じて打ちすすめる。
「捨てるべき石とそうでない石」を意識して打ったのだが、意識したから打てると言うものでもないのは私だけ?
白12が深入りしすぎか。
打った後、上辺の星下の方A(M17)に打つのだったと後悔した。
白38まで後手活きでは駄目。
一応、右辺の黒石を攻めるつもりではいるのだけれど、図々しいだろう。

黒39は機敏か。
白44は47に打てば隅を確保出来ていたのかも知れない。

やや不利。
しかし黒49が打ち過ぎ。
このキリがないのは確認済みだった
…と、胸を張りたいのだけど、実は52で最初は53から当てるつもりだった。
自慢出来ない。
幸い、52から54でやっぱりシチョウ。
58で打ち抜いて、ばん回したと感じた。
13の石が立ち枯れて下辺が大きくまとまりそう。

白60は兼ねてからの狙い。
右上の地をぼんやり消すつもり。
場合によっては右辺に攻めが利かなくなるが22と24の石は捨てることも考えていた。

白62でさらにぼんやり。
ここで黒はどうしたのか、長考して打たない。
カナダ式で秒読みが後23手ほど残っているのに。

残り3分。
まだ打たない。
「確かにどこに打つか難しいよね。私はBを早く打ちたいかな」

残り1分。
変化無し。
「をいをい、切れちゃうよ。時間攻めしちゃおうかな(卑しい)」

残り30秒。
「残り一手2秒で打つの?!もしかして『やべっちFC』の放送時間に間に合う?!」

結局、そのまま切れ勝ち。
ラッキーな一勝。
10分程、無為にモニターと睨めっこした御褒美である。
終局後「失礼しました」とtellがあったので、寝てしまったのではなさそう。
何かモニターの向こうで事件があったのでしょうね。

R2014に。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
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