対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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第5回宝酒造杯東京大会1【2回戦】

2012-05-21 10:15:15 | 棋譜
つづき

第2局。

隣で打っていたのがうら若い女性と男性で、
女性が勝つと次の対戦相手になる可能性が高かった。
勿論、私のことだから大会では女性相手でも
手を抜くことはないのだけれど、
勝ったら勝ったで読者の人から総スカンを食うこと必至。

…しかし2回戦の組み合わせをみると
勝ったのは若い男性の方でホッとして着席した。

握って私の黒番。



黒1・3・5は最近、決めている序盤の打ち方。
黒7からのナダレも予定通りで場合によっては
ここからミニナダレにするつもりだけれど、
相手の方は手堅い白10・12で、これも一局。

ただし黒21に白22からズラズラハッたのはいわれのない屈服で、
更に左辺で白38をみて大分安心した。



加えて白46・48に目が光る。
ここはチャンスがないか虎視眈々と狙っていたので、
確認を入れて黒49から黒51と左辺を打ち抜いて、
「これイケル・カシージャスじゃね?」

まぁでも白52と打ち抜いた形が厚いので過大評価していたかもしれないが。

黒61が優勢を意識し囲いにいった手。
また黒67は第1局にも出てきた定型の応用で、
白の根拠をエグって攻めるつもりだったが、
白86までつながり気味にされて案外だったかも。

それでも黒79~91まで固めさせて貰って怖いところがなくなって安心し、
特に形勢判断もせずに優勢だと思っていた。



優勢だと思っているから、以降のヨセはかなり雑。
とはいえ丁寧に打ったらもっと上手くヨセられるというわけでもないけれど…。
先手で白106からエグられたのは結構大きかったようだ。

更に最終盤白A黒Bの交換の後、白Cに手を抜いたのは当然として、
白Dにも手を抜いて他の小さいところを打ったのは、
完全に集中力を欠いた狂気の沙汰!

…相手が応じた後に気がついて慌てて手を入れたから事なきを得たものの、
作ってみると黒5目半勝ちだったので、
「ここで負けた可能性もあったのか」
と、終局後肝を冷やした。

ホント危なっかしい…ながらも、何とか美味しい昼ご飯をゲッツ!



つづく


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