対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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第4回宝酒造杯東京大会2【第3局】

2011-09-16 19:15:55 | 棋譜
つづき

昼休みも終わり3局目です。

ようやく午後に入ってはじめて、年配の方との対戦。
いつもならこれが囲碁大会の普通の光景なのですが。

握って私の黒番。

顔の赤い対戦相手をみて、
私に当たったおじさまは
「これは組しやすし」
シメシメと思ったでしょうね(笑)。



実際、酔いの勢いからか、
かなり怖い打ち方に平然と突進。

上の図がそれですが、
今黒▲と根拠を奪いにいったのに対して、
相手の方が白△と左上を制した局面。

となれば黒1と封鎖して右辺の白を攻めるまでですが、
「攻めて得をはかる」という打ち方ではなく
「トリカケ」にいっているので危なっかしい。
取れなかったら即、敗勢という意識。
今、冷静にみれば左上の黒はまだアジがありそうですが、
対局中はみえていませんでした。

白2の善悪はよくわかりませんが、
まぁアジをつけてサバキの足しにしようという意味でしょうか?
黒もトリカケにいっているので周囲が弱くなるのは厳禁。
よって黒7と抱える。
ただ後のことを考えるともう一方の方から
アテた方が良かったかもしれません。
ともあれ局面は煮詰まり、さて詰むや詰まざるや?



白1から固めていって白7のワリコミ。
これも微妙なところで、シノグなら単純に
8からノゾいた方が良かったような気がします。

ただ黒も右上は固まったけれど、
この程度の地では攻めの効果が上がっているとはいえない。
よってトリカケを継続しなければならないということで、
ますます責任が重くなってきました。

加えて白11から17までで何となく
スペースが出来てきたような感じもする。
お酒のせいでない、心臓のドキドキ

しかしもう後には引けない、引くつもりがない。
いったれぇ!」と黒18。
眼を奪いにいきました。

結果は…!?



白1・3をみて長考しましたが、
黒4があったのは幸い。
白5をキカされるのは仕方ないですが、
7のところと8のところが見合いになっているのが自慢。
私のレベルにはややこしい形ですが、
一応、黒10まででナカデの形でとれたようです。

バンザーイ

ただ白11の時点で目算し直しましたが、
(左上をタダ取られと勘定しているので)、
結構、思ったより差がない。

気を引き締め直して黒12から、
下辺も蹂躙し、先手をとって黒Aに回った時点で、
ようやく勝勢になったと感じました。

後は不要な手入れも辞さず店じまい。

結果、16目半勝ち。
こういう石を取っての勝ちはやはり格別ではあります。


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2 コメント

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すげぇ (あっじょ)
2011-09-18 09:07:45
これは気持ちいいでしょうね~
でも、こういうのって疲れるんですよね。どこか穴がないか神経使うし。
さてさてこれで2勝1敗。次は?そろそろ女性?
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腕力は (GO!)
2011-09-20 18:55:41
一応ついてきているというか、
詰碁を解いていることで、
それなりに攻めの威力は増してはいるようです。

…疲れるっちゃ疲れますが、
本局はそうでもなかったなぁ。
お酒の効果?
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