対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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棋士と眼鏡のトリビア

2005-10-27 21:43:48 | 将棋
第18期将棋竜王戦が開幕。
対局者はgooブロガーの渡辺明竜王と、4年前のNHK将棋講座講師で評判だった木村一基七段。
まずは先勝した渡辺竜王、おめでとうございます。
何かキャッチコピーをと思って「眼鏡同士の血戦」などというつまらないことを考えたが、この思いつきが思わぬ方向に進展した。
よく考えてみると「眼鏡同士の血戦」などはここ数年のタイトル戦では、羽生四冠がいるから珍しくもない。
むしろ竜王戦の前の王座、王位、棋聖戦の羽生-佐藤17番勝負も「眼鏡血戦」だから、「眼鏡血戦24番勝負」がタイトル戦では続いていることになる。
そして驚くべき事に、さらに考えれば「両対局者が眼鏡をかけていないタイトル戦」は3年前の丸山-森内戦にまで遡らなければならないことに気がづいたのである。
この丸山九段にしても、最近対局中にちっちゃい眼鏡をかけていることがあるように記憶している。

そればかりでない。
トッププロのステータスとされるA級順位戦に在籍している棋士のうち眼鏡率は5割(丸山九段は非眼鏡で計算)。
その下のB級1組で眼鏡率7割である。
先崎八段を眼鏡ない派に入れてみたがあの人もコンタクトで、本来は列記とした眼鏡派なのは将棋ファンには断るまでもあるまい。

翻って、囲碁界をみるとタイトルホルダー眼鏡派がいない。
羽根棋聖が対局時にはかけているようでもあるけれど。

「みんな若いから」
とも思ったが将棋の方の若手有望株の双璧とされる渡辺竜王と山崎六段も眼鏡派であるから理由にあまりならない。
もっとも最近、山崎六段は眼鏡なしでテレビに出ているようだが。

将棋は囲碁と違って、駒の文字を睨む。
指していて気にはならないのだけど、長いスパンでみると、あれはやはり眼によくないのかもしれない。
このトップ棋士の眼鏡率の高さは異常。
計算していないが将棋棋士全体でも5割くらいいくのでは?
緑碁石のような、眼に優しい将棋駒の作成は急務といえるのではなかろうか!?

そして更に驚愕のデータ。
実力制になってから永世名人資格者は4人いるが、そのいずれも眼鏡派なのである
実力制初代木村義雄14世名人はよくわからなかったので「眼鏡なし派」に加えようかと思ったのだが、近代将棋に連載されている漫画では眼鏡をかけていたと思うので、眼鏡派に分類。
60期を越す名人戦の中で、眼鏡のない名人が襲位していた期間は10期を満たない。

ここに一つのトリビアが生まれた
「眼鏡を着用していない人は、将棋の永世名人になれない」

棋界では、秘かに有名なジンクスな気もするが。
このジンクスを破る可能性がもっとも現在ある人は、現在3期獲得の森内名人である。
是非、やぶっていただきたいものだ。

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