![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1d/1c6257853317d354853a91802bfa129c.jpg)
先番、コミ1目半。
久々に少しの満足をもって、最後まで打てた一局…。
しかし棋譜にコメントを残してくれた人などの話からすると、やはり危ないところもあったよう。
顕在化しなかったと言う事だけかも知れない。
黒1・3・5のジェットストリームアタック。
これが打てると、ちょっと幸せな気分になる。
黒17は9の上にノビもあったかもしれないが、足場を確かめた。
黒23は三々が普通(?)なのかもしれないが、左下と右下でやや得をしたという意識があったので。
黒39は鉄柱でいくところ?
いつも悩まされる。
ついついパブロフの犬状態でコスミツケてしまうが、これは悪いクセなのは確か。
コスミツケは限定条件下に限る手法である。
黒43は一路右にノビた方るほうがガッチリして、白にも迫っているか?
「上手まっすぐ下手こすみ」。
黒47は早い?
代案が浮かばないが、例えばO3(126)にマガるなどが、思っている以上に大きいかもしれない。
黒53は39の右にサガりですかね。
右上の白により厳しく迫っているし。
黒71-73。
ここをツキ抜かせるのは考えられないと思ったのだが、どうなのだろう?
黒71を打った時には思いもしなかったワカレになった。
黒75-77で眼を潰したのはささやかな自慢。
黒87も時期が早いかしら。
やはり下辺を蹂躙してから、おもむろに…というのが賢い?
白112は「図々しい」と思ったが、そう思う私の方が図々しかったかも知れない。
本局、全体的に下辺の価値を軽視している。
またどう手をつけるべきかわからなかった。
左辺に関してはひとつだけ手をつける手段を考えていたのだが、その黒135が本局最大の後悔。
ここで反対側にヒケば狙いは左辺をボロボロにする狙いは成功していたのではなかろうか?
ノータイムで反射的に打って、すぐ頭を抱えた局面である。
前々から狙っていた手だけに残念だ。
狙っていたと言えば黒141もそう。
しかしコウに疲れて黒161と譲ってはアマいのだろうか?
白204の局面に
「右上の黒は危なくないか?」
という観戦者のコメントがある。
全く考えてもいなかった。
またもう少し遡って左下も、切断されて中央が孤立してもシノげるかということもあまり考えていなかった。
やはりどうしてもこういう不注意が必ずあるらしい。
最後の半コウ争い。
始まった時点では、そんなに重要な争いだとは思っていなかった。
気分としては序盤のリードと、黒177-181と黒183も打てたので勝っているつもり。
が、コウ争いの傍ら計算してみるとかなり際どいことが判明。
最後、コウがみつからなくなり、コウを譲るかどうか判断する為、ようやく詳細な計算をして「もしや半目勝負?」。
しかしここにいたってはコウ材が見つからず、運を天に任して、実際半目。
しかし私に残っていたのは幸いであった。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[qd];W[dp];B[op];W[dd];B[pj];W[oc];B[pe];W[ld];B[cn];W[dk]
;B[fp];W[hq];B[cq];W[dq];B[cp];W[do];B[bn];W[cr];B[br];W[er]
;B[fc];W[cg];B[db];W[cc];B[ic];W[qp];B[pn];W[oq];B[pp];W[pq]
;B[qo];W[rp];B[qq];W[qr];B[ro];W[rq];B[np];W[qh];B[qi];W[ph]
;B[pc];W[od];B[of];W[nh];B[mf];W[jd];B[cb];W[bl];B[lg];W[mi]
;B[nk];W[qk];B[qj];W[rf];B[re];W[qf];B[rh];W[rg];B[ri];W[qe]
;B[pd];W[rd];B[rc];W[se];B[ob];W[nb];B[pb];W[gd];B[gc];W[hd]
;B[fd];W[jc];B[fe];W[ib];B[og];W[oh];B[pg];W[qg];B[sg];W[ki]
;B[lk];W[ml];B[mk];W[jg];B[hc];W[id];B[jh];W[kh];B[kg];W[jk]
;B[ih];W[ig];B[hh];W[gg];B[ij];W[jj];B[gj];W[fi];B[fj];W[ei]
;B[fm];W[ik];B[hj];W[fl];B[gl];W[gm];B[el];W[hl];B[fk];W[im]
;B[ll];W[mn];B[mm];W[lm];B[nm];W[km];B[hb];W[nn];B[on];W[so]
;B[sn];W[sp];B[rn];W[lp];B[gn];W[nq];B[hp];W[gq];B[ip];W[gp]
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;B[mb];W[mc];B[na];W[lb];B[nc];W[nd];B[dj];W[cj];B[di];W[ci]
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;B[ed];W[oj];B[ok];W[sf];B[sh];W[pk];B[rk];W[pi];B[nj];W[oi]
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;B[hn];W[es];B[ne];W[ds];B[cr];W[in];B[hk];W[dg];B[eg];W[ee]
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黒39は鉄柱でいくところ?
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黒47は早い?
代案が浮かばないが、例えばO3(126)にマガるなどが、思っている以上に大きいかもしれない。
黒53は39の右にサガりですかね。
右上の白により厳しく迫っているし。
黒71-73。
ここをツキ抜かせるのは考えられないと思ったのだが、どうなのだろう?
黒71を打った時には思いもしなかったワカレになった。
黒75-77で眼を潰したのはささやかな自慢。
黒87も時期が早いかしら。
やはり下辺を蹂躙してから、おもむろに…というのが賢い?
白112は「図々しい」と思ったが、そう思う私の方が図々しかったかも知れない。
本局、全体的に下辺の価値を軽視している。
またどう手をつけるべきかわからなかった。
左辺に関してはひとつだけ手をつける手段を考えていたのだが、その黒135が本局最大の後悔。
ここで反対側にヒケば狙いは左辺をボロボロにする狙いは成功していたのではなかろうか?
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狙っていたと言えば黒141もそう。
しかしコウに疲れて黒161と譲ってはアマいのだろうか?
白204の局面に
「右上の黒は危なくないか?」
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またもう少し遡って左下も、切断されて中央が孤立してもシノげるかということもあまり考えていなかった。
やはりどうしてもこういう不注意が必ずあるらしい。
最後の半コウ争い。
始まった時点では、そんなに重要な争いだとは思っていなかった。
気分としては序盤のリードと、黒177-181と黒183も打てたので勝っているつもり。
が、コウ争いの傍ら計算してみるとかなり際どいことが判明。
最後、コウがみつからなくなり、コウを譲るかどうか判断する為、ようやく詳細な計算をして「もしや半目勝負?」。
しかしここにいたってはコウ材が見つからず、運を天に任して、実際半目。
しかし私に残っていたのは幸いであった。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]
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281は不要。259は得してなく、劫立てをひとつ失っただけ。
253は後手1目、254は先手1目。
193はこの間と同じ形。E6。
189は1路上。
7は右辺の戦闘力を生かして何か挟むべき。コスミは凝り形だとおもいます。右辺を地にしようとすると高目の位置が変だし。
9のカカリは逆だと思います。高目の力は下辺にあるので下辺からかかりたい。内側からかかって桂馬とか大桂馬とかに受けられると、高目が働かなくなります。
27のケイマガケもいまひとつ。下辺に厚みをつくっても働きそうにないし、実戦のように右辺に厚みを作っても、星との幅が狭くて不満。
47そっぽ。焦点は右辺の白。上辺の白とからんで攻めたいのでL18と受けたい。
79はこの間のnipparatさんのナカデと同じで、攻めじゃなくて取りかけの手です。生きられてしまうと、持ち込みでこそないものの、単なる後手2目の手をこの中盤で打ったことになり、損です。むしろ白にここを打たせるように打つべき。M10とか。
黒281はもう少し前から気になっていたところなので、条件の変化を考えずツイでしまいました。
黒259は…どちらから打っても一眼出来るのは避けられないということですか。
黒253は先手と後手の機微が良くわかっていない証左でしょうか。
黒253で「254の横を受けると後手だから」と考えたと思うのですが違うのですね。
189、193は申し訳ない気持ちです。
189のような手はよく見落とす自覚があります。
黒7は私も良い感じはしておらず、代案を模索中です。
はさむ…うーん、ハサミにはあまりいい思い出が…(笑)。
ツケノビなども考えましたが、コスミ以上に凝り形ですね。
黒9は駄目ですか?
苑田格言やメイエン理論からここだと判断しているのですが。
黒27も駄目となるとやはりこの布石は駄目ですか(ふて腐れているのではなく、単純に感想として)。
出来た右辺の地は狭いですか…うーん。
黒47は左上の黒が怖いという心理でした。
そして黒79。
nipparatさんのところにも書いたのですが、まだよくわかっていません。
私クラスだと、ここで治まられてしまうのがとてももったいなく感じてしまうのです。
要するにここを白が打って治まりにきた手で、大きな代償を他で求めれば良いということなのでしょうが、そういう手を打てる自信がないのですね。
「M10に打っても、治まられたら駄目やん」
そういう心理なのです。
これがまったく逆で、
「T13に打っても、治まられたら(逃げられたら)駄目やん」
なのです。
黒M10に白T13となったら、この交換それ自体が黒得だというのはわかりますか?M10を先手で打てたことになるので。
確かに黒T13に打てば白に逃げるか眼をつくることを強要できるのですが、その過程でそれ以上の得をできるかどうかが問題。
攻めそれ自体は目的ではなく、攻めて得をすることが目的なので。
流れからいくと、ここであっさり生きられてしまうのが悔しいのはわかります。けどそれはそこまでに失敗があったから。(57と打って白60から噛みとられたのが問題)
78までの局面になってしまったら、その局面だけを見て判断しましょう。
話の本筋ではないですが、眼を奪うならT13よりT17の方が得です。
本当の問題手は 黒79 で、この手が悪いことを理解できれば碁が劇的に良くなると思います。
http://hw.bbzone.net/voice/view/14#n14-70
でも「確信」がないので多分、同じ過ちをまた繰り返しそうです。
まぁ、いくつか失敗して、何かの表紙にバチンと「確信」に変わる時を待つしかないですか。
とりあえず今できる、しっかりと心に留めるということをしてておきたいと思います。
黒7-47はそれでも段になるには磨かねばならない感覚なのですね。
本などを読んでいても「凝り形と良い検討の差」や「狭すぎる」というのがよくわからないことが頻繁にあります。
こちらも精進するしかないですか。