対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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三々入りオサエの方向

2005-05-12 23:53:34 | 棋譜
「攻め」に関する棋書を紐解くと、よくあるのがタイトルの三々オサエの方向を問う問題。
問題形式を好まないと広言して久しい私は、特にこのタイプの問題を「無意味」だと思っています。
だってどう問題を作っても辺に向かうどちらかをオサエえる二択な訳で、ヤマカンで答えても正答率5割。
「こんなん間違えるんかいな」と常々「馬鹿」にしていました。
だから三々入り「後の攻防」を扱った「三々打ち込み辞典」は良いとは思いましたが、約3分の1が「オサエる方向」で埋め尽くされていた趙治勲先生の「地取り戦法」は買わず。
その真意はオサエた後の考え方だとは思いますが、とりあえずパス。
第1章は面白そうだったので、図書館待ちです。

が、いざ実戦になると本当に驚く程、三々入り後の押さえる方向に悩むんですよね。
そして相手も良く間違える。
時々、オサエない人もチラホラ(驚)。
今回紹介するような碁(逆コミ半目。黒番)を打ってしまうと、前言を撤回せざるをえないかとも思うわけ。

すなわち黒13。
これは多分、反対側Aの方向をオサえるのが正解。
隅を与え、先手を取って7の石から二間ヒラキ。
そして6、8を攻めながら得をはかる…と。
確かにそれなら方針がはっきりしていて黒が打ちやすいんでしょう。
私もそれは考えていました。
しかし「それでも」地が欲しくなって、黒13にオサえてしまうんですよね。
これで攻撃目標を失っても目先の利益が欲しいわけです。
やっぱり「三々入りオサエの方向」を扱った棋書は必要か…。
でも二択はなぁ…。
他に解説して欲しい知識は無限にあるし…(ぶつぶつ)。

その他の本局の反省は黒17は黒18とソって、より得をはかるべきだったかということ。
これだと後手になりますが、右下の黒はまだ安定しないので、手番を譲る価値はありました。
こういうチャンスを虎視眈々と狙っているのですが、まだまだです。

R1810で12級に復帰。
昇級の譜がいつもしっくりこないのは今回も一緒でした。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dp];B[pp];W[dd];B[pj];W[nq];B[lq];W[no];B[pn];W[qq]
;B[pq];W[pr];B[qp];W[rp];B[rq];W[qr];B[ro];W[rr];B[iq];W[mq]
;B[lp];W[gq];B[fc];W[ic];B[cf];W[ce];B[df];W[cc];B[cj];W[fd]
;B[gd];W[ec];B[fe];W[ed];B[mc];W[qc];B[qd];W[rd];B[re];W[pb]
;B[rc];W[rb];B[sd];W[nb];B[pc];W[qb];B[nc];W[mb];B[lc];W[kc]
;B[lb];W[sb];B[ob];W[oa];B[oc]C[{White resigns.})

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