2冊といって1冊しか紹介していなかった将棋関連の小説。
もう一冊は1月に発売された塩田武士の「盤上のアルファ」。
著者は本書で新人賞を貰ってデビューとの事。
hexagobanさんも触れていた(祝・再開?)のでちょっと慌て気味に。
碁的発行のアナウンスや、鈴木歩プロの件で先送りになってしまった。
将棋のプロ棋士を目指す主人公が巻き起こす、
痛快ドタバタ人情劇…ということでいいのかな?
といってもいつもの如く、ちゃんと読んだわけではないので、
さして大した情報もあるわけではないが、
巻末の参考文献をみて「ん?」。
「真剣師 小池重明」
「NHK将棋講座 2008年1月号」
前者は昭和の頃に活躍した、賭け将棋師の話。
漫画「ハチワンダイバー」みたいな話だが、
今からそう遠くない時代に、
実際そういう(?)世界があったという点を知るだけでも衝撃だろうし、
いわゆる無頼だから起伏に富んだ人生や勝負術は小説にピッタリ。
私も囲碁に嵌る以前に読んだし、棋譜まで並べたりもした。
だからこの本を参考文献にしたのはわかる。
問題は後者で、何故に将棋講座?
しかも1ヶ月ぶんだけと思って、件の号の頃、誰の講座だったかググってみたら…。
モテ光先生とヤマト先生の初心者講座かい!
もしかしたら著者はさして将棋を指せないのかもしれない。
…となると、「盤上のアルファ」の中における将棋の位置づけは
オブジェの一つに過ぎないんじゃないかと猛烈な不安が…。
「真剣師っぽい人情味溢れる人」を主人公に据えたかっただけで、
後は別に将棋でも囲碁でも麻雀でも良かったのではないかと。
でもいきつけの大型書店で見る限り、結構ヒラ積みが減っているようだし
いろいろと賞賛の声も聞こえてきていて、売れている印象。
気になるなぁ…。
もう一冊は1月に発売された塩田武士の「盤上のアルファ」。
著者は本書で新人賞を貰ってデビューとの事。
hexagobanさんも触れていた(祝・再開?)のでちょっと慌て気味に。
碁的発行のアナウンスや、鈴木歩プロの件で先送りになってしまった。
将棋のプロ棋士を目指す主人公が巻き起こす、
痛快ドタバタ人情劇…ということでいいのかな?
といってもいつもの如く、ちゃんと読んだわけではないので、
さして大した情報もあるわけではないが、
巻末の参考文献をみて「ん?」。
「真剣師 小池重明」
「NHK将棋講座 2008年1月号」
前者は昭和の頃に活躍した、賭け将棋師の話。
漫画「ハチワンダイバー」みたいな話だが、
今からそう遠くない時代に、
実際そういう(?)世界があったという点を知るだけでも衝撃だろうし、
いわゆる無頼だから起伏に富んだ人生や勝負術は小説にピッタリ。
私も囲碁に嵌る以前に読んだし、棋譜まで並べたりもした。
だからこの本を参考文献にしたのはわかる。
問題は後者で、何故に将棋講座?
しかも1ヶ月ぶんだけと思って、件の号の頃、誰の講座だったかググってみたら…。
モテ光先生とヤマト先生の初心者講座かい!
もしかしたら著者はさして将棋を指せないのかもしれない。
…となると、「盤上のアルファ」の中における将棋の位置づけは
オブジェの一つに過ぎないんじゃないかと猛烈な不安が…。
「真剣師っぽい人情味溢れる人」を主人公に据えたかっただけで、
後は別に将棋でも囲碁でも麻雀でも良かったのではないかと。
でもいきつけの大型書店で見る限り、結構ヒラ積みが減っているようだし
いろいろと賞賛の声も聞こえてきていて、売れている印象。
気になるなぁ…。