対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

さようならハチワンダイバー

2008-07-20 00:25:35 | 将棋
とりあえず原点に立ち返って…、
将棋を知らない人がこのドラマをみて
将棋っておもしれぇ!
と思ってくれたのなら、
良しとしよう。

ありがとう。
そしてさようなら「ハチワンダイバー」。
これでまた土曜の夜はまた自由だぁ!

最後に2、3補足。

最終的に菅田が到達した境地
明鏡止水
はプロ棋士の揮毫でよく見られる言葉。
最近も誰かが使っていたように思いますが、
誰だったか判然としません…。
ちなみに羽生プロは
「玲瓏」
と揮毫することが多いです。

それから最後にプロ編入試験で対戦する
「本村義雄四段」は、
実力性初代永世名人(14世名人)木村義雄先生をもじったもの。
「大名人の名をここで使うのはどうよ」
と、ちょっと思ったのを付け加えておきます(笑)。

3ヶ月お付き合いいただき、ありがとうございました。

将棋ファンとしてはここ数回、
ちょっとこのドラマを直視できませんでした…。

特に頻発した、負けてすぐリターンマッチというのは、
将棋や囲碁の「待った」のようで、釈然としません。
真の将棋指しや碁打ちには最も合わない展開でしょう。

それからドラマオリジナルキャラの個性、描きこみの乏しさ!
結局六車さんの存在は、最後まで意味不明。
御門さんや女部下A子、B子も、
何故鬼将会にいるのか描けば面白かっただろうに…。

結局ドラマパートで激減した「ダイブ」シーンが少なかったのも、
それに相応しい盤面と、敵キャラの個性を設定できず、
盤上で盛り上げることが出来なかったからでしょう。

本来4ヶ月必要なところを3ヶ月で撮り終えたということですが、
やはり無理があるというか、それならば尚更脚本がしっかりしていなければならなかった。

最終的に
「プロになる(目指す)」
というオチの設定は悪くなかったはずですが、
そこに至るまでの脚本企画の構成力のなさが
残念な結末になってしまったと思います。

「やり直しを要求するぅ!」
見事な「起転転転転転倒!」でした