対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

アジア大会新競技から連想

2006-11-28 22:55:55 | 雑談
私のもっぱらの関心はサッカーになるが、ドーハで開催されているアジア大会では新競技として「チェス」が行われるそうである。
コンピューターに世界チャンピオンが負けるなどもあってか、日本ではあまり人気は芳しくないが、やはり世界に幅広く普及しているボードゲームとしては随一だなと感じさせられた。
囲碁将棋ではこうはいくまい。
そういえば映画「ブレードランナー」で描かれる近未来でも、チェスに高じる登場人物達が出てきたっけ。
国際事情は良く知らないが、ちょっと前に記事で読んだインドや中国が強いのかな?

確実にワールドワイドなチェスの一方、囲碁、特に日本棋院の目は内側に向いているよう。
週間碁では「段位改革」と「新大手合開催」に関して読者の意見を求めているらしい。
私は週間碁を買う習慣(計らずも韻を踏んでしまった)がないので、ここではとやかく書かない。
が、イヤな見方をすると、
(↓以下反転)
四天王のニックネーム募集の時もそうだったが、抜本的でないどうでも良い部分でファンの意見を求め、
「ファンとの結びつきを大事にしています」
と媚を売っているようで、あまり良いイメージでない。
大手合というファンにはあまり関係ない棋戦に対しても、
「ファンの皆さんのご意見で作った棋戦です」
「応援よろしくお願いします」
と形にして、少しでも支持を得ようと言う魂胆のような気がしてならない。
第一今のアマの段位のいい加減さをそのままに、アマプロの段位を統合などしたら、本格的に段の意味がなくなり、さらに混乱を招くのがオチだろう。
いっそ降段もありにして、純粋に現在の日本プロ囲碁界でのポジションを示すバロメータにするなら、少しは改革の意味もあるとは思うけれど。
現在の降段の可能性のない制度をそのままなら、また将来的に現在のようになるのは目に見えていて、

あまり意味を感じない。
尚、現在の初段から九段という枠組みを刷新するのは、それこそ混乱するので反対。
もっともあくまでもこれが手始めで、その後に次々と改革が待ちかまえているので、こうご期待というなら、特に文句もないけれど。

(長くなったので続く)