目を剥いた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
「アマの知らない布石」(MYCOM:安倍吉輝著)中の、ある局面図が眼に入った時のことである。
「第3布石 変形中国流」の項の話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2c/12a0f889efd21af80c7193411a8e7b44.jpg)
P.27からP.32までの計10図では、左上の黒のシマリがこうなっている形で、解説が進む。
ところがP.33からP.36の計7図では、突如としてシマリが以下の方向になっているのだ!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/5b/deec53f3332d3260e449739a1f93a9f8.jpg)
最後のまとめ、55手までの全手順図もそう。
なんじゃあ、こりゃあ!
一瞬、配置を変えて考える解説が始まったのかと、読み返してしまった。
調べてみるとどうやら、最初の図のシマリが正しい模様。
石の方向からしてもそうだろう。
しかしネットで調べることの出来ない人は、絶対戸惑っているはず。
本だけではどちらが正しいか、判断のしようがない。
それに題材とされた対局を打った、メイエン先生とチクン先生対しても、とても失礼な行為だろう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
見方によってはメイエン先生と趙先生が、後者の図のような「変な(?)打ち方を、平気でしている」と公言しているともとれるから。
全然碁のストーリーが違う。
また同時に、こういういい加減な図を元にされた解説の質も、当然問われる。
どんなに良い本でも、これでは台無しだ。
もう既に修正がなされているかもしれないが、MYCOMは棋譜の誤植だけは、今後絶対ないようにしていただきたい。
今回のようなケースなら、まだ間違いだとすぐわかるけれど、本当に読者が分からないような微妙な誤植の場合、棋譜が後世に謝って伝えられてしまう危険もある。
それは少なくとも碁を芸術の一環と考えるならば、とても罪深い行為ではなかろうか?
大げさかも知れないが。
もっともこの話題が、既にネットに出回っているかと検索してみたが、ヒットしなかった。
やっぱり囲碁棋書は売れず、読まれていないんでしょうね…(涙)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
「アマの知らない布石」(MYCOM:安倍吉輝著)中の、ある局面図が眼に入った時のことである。
「第3布石 変形中国流」の項の話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2c/12a0f889efd21af80c7193411a8e7b44.jpg)
P.27からP.32までの計10図では、左上の黒のシマリがこうなっている形で、解説が進む。
ところがP.33からP.36の計7図では、突如としてシマリが以下の方向になっているのだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/5b/deec53f3332d3260e449739a1f93a9f8.jpg)
最後のまとめ、55手までの全手順図もそう。
なんじゃあ、こりゃあ!
一瞬、配置を変えて考える解説が始まったのかと、読み返してしまった。
調べてみるとどうやら、最初の図のシマリが正しい模様。
石の方向からしてもそうだろう。
しかしネットで調べることの出来ない人は、絶対戸惑っているはず。
本だけではどちらが正しいか、判断のしようがない。
それに題材とされた対局を打った、メイエン先生とチクン先生対しても、とても失礼な行為だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
見方によってはメイエン先生と趙先生が、後者の図のような「変な(?)打ち方を、平気でしている」と公言しているともとれるから。
全然碁のストーリーが違う。
また同時に、こういういい加減な図を元にされた解説の質も、当然問われる。
どんなに良い本でも、これでは台無しだ。
もう既に修正がなされているかもしれないが、MYCOMは棋譜の誤植だけは、今後絶対ないようにしていただきたい。
今回のようなケースなら、まだ間違いだとすぐわかるけれど、本当に読者が分からないような微妙な誤植の場合、棋譜が後世に謝って伝えられてしまう危険もある。
それは少なくとも碁を芸術の一環と考えるならば、とても罪深い行為ではなかろうか?
大げさかも知れないが。
もっともこの話題が、既にネットに出回っているかと検索してみたが、ヒットしなかった。
やっぱり囲碁棋書は売れず、読まれていないんでしょうね…(涙)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)