いまどき、小学校でも中学校でも高校でも、学級・学年での懇談会やPTAで、まだ「父兄」という人がいます。変です。まれに教員にもいます。
「父母」「父母会」がふさわしいと思うのですが、いろいろ考えすぎた学者・教育委員会関係者・校長をはじめ教職員の多くは、父や母ではない人もいるといって、「保護者」「保護者会」と主張しています。これも変です。PTAのPを議論しようとすると逃げます。
小学生のとき、母が病気でした。弟の入学式に遠方から来た叔母に付き添って私も教室に入りました。
高校では、私の担任の生徒が、弟の入学式に付き添ってきたこともありました。
祖父や祖母が孫の入学式に付き添うこともありました。
隣家のおばさんが隣の子供の入学式に付き添うこともあるのです。
代理・代行・親権者(父母でない)である場合、父母・父母会である方がふさわしいのです。
私は、「父母」「父母会」あるいは子供の状況を見て、「家族」「家族会」と言ってきました。
成年が相談に来たときは、必要におうじて「奥様」「ご主人」「家族」に話す・伝える・相談するなど使い分けています。
言葉は世につれとは言いますが、教育の場では、「父母」「家族」の言葉がとてもふさわしいと思うのです。大切なことは、出席する人の心構えと子供の心情を素直に受け止める学校と先生であって欲しいことです。
私が教育のモットーとしていること
1 言葉をきちんと教えないで、文字を読むこと書くことをしっかり教えないで、計算力をしっかり教えないで、社会に様々な考えがあることを教えないで 「考える教育」はあり得ない。
2 北海道から低賃金労働者・勤労者を育成して送りだす教育であってはならない、を今も肝に銘じています。
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