さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

物理学の最先端医学を体験しました

2016-10-29 09:24:49 | 日記・エッセイ・コラム
7月には脳のMRI検査、8月からダットスヤン検査、脳血流シンチ検査、
交感神経機能シンチ検査を受けました。
微量アイソトープ注射での体内からの放射線をシンチレーション計測装置で
受けて電子増幅化します。これを数値化して画像化して、脳内の状況を知る
という装置です。
半世紀以上も前、宇宙線観測にシンチレーション計測に利用され始めてました。
コンピュターの進化と相まって、今や保険適用の最先端医学に実用化です。
すごい時代になりました。

2、3年前から、人が速足で私を追い抜くように思えました。
左足を引きずるような歩き方に気がつきました。
向きを変えたりすると、戸惑い足になることがありました。
左ての指先が震えるようになりました。

行きつけの古谷内科医院にかかり、紹介されて北祐会神経内科病院に行き着き
ました。LSI札幌クリニックで上記の核医学検査を受けました。
ごく初期のパーキンソン病とのことで、入院して最小単位のドーパミン補充薬
を飲みつつ、作業療法30分と理学療法60分を20日間、毎日受けました。
結果、薬の相性も良く、症状はとても改善しました。元気が出ました。良かった。
野中先生からは、実験教室などは積極的に行うことを勧められました。良かった。

まだしばらくは、なにがしかの役に立てそうです。
あと何年を考えないこれからの生き方を進めます。