春には朝顔が芽を出し伸びます。ぐんぐんと。10cmネットを張りました。
小学校の畑にボランティアでお手伝いしています。
インゲン豆を植えました。芽を出しぐんぐん伸びました。20cmネットを張りました。
初夏に、気が付きました。
朝顔のつるも、豆のつるも、ネットに絡みつき、ぐんぐん伸びました。
① どちらも重力に逆らい、上に伸びる、全体として。
② どちらも、つるは左巻きに伸びる。
調べてみました。朝顔には例外なく左巻きに伸びる。
豆のつるについて調べる人はいるものです。
例外はありますが、ほとんどの種類の豆のつるは左巻きなのです。
屯田みずほ通りや創成川沿いの公園にある藤のつるは豆科であるが、
と見るとやはり左巻きでした。
右巻は、と庭の のうねんかずら を見ると、ゆるい右巻でした。
どうも植物としては例外のようです。
インターネットで調べてみました。
右巻の植物は極めて少ないのです。
細胞にある染色体のDNAの二重らせん構造も左回りです。
地球自転も左まわりです。月の公転も、地球の公転も左回り。
太陽系も左回りです。この太陽系も天の川銀河を約2億年かけての左回り。
全くの偶然に見えます。でもどうして左巻き、左回りなのでしょう。
かつて科学誌で、DNA二重らせんはどうして左周りなのか、との議論がありました。
この夏から、不思議に思い続けていました。
今年のノーベル物理学賞の一人にロジャー・ベンローズが、とありました。
それで、思いました。もしかして時空に沿っているのでは、と。
とんでもない発想、とは思うのです。
でも、偶然にしては不思議過ぎると思うのです。右巻ではなく左巻き・左回りということが。
素粒子のスピンや原子核を回る電子は、どのような規則性での運動なのか、
勉強したくなりました。