さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

さっぽろ物理塾  nature の興奮

2012-10-30 09:39:27 | 日記・エッセイ・コラム

さっぽろ物理塾では、昨年夏にあのイギリスの超有名な科学誌 narure のネットでのアンケートに積極的にていねいに答えました。
すると、nature から10月から1年間無料で nature を提供する、と通知がありました。
びっくり仰天の心境になりました。科学を志す者にとっては、少年の頃からのせめて購読したいあこがれの科学誌なのです。

昨年10月から今年9月まで、毎週日曜日に宅配便で欠かさず届きました。1年間 nature ざんまいでした。フォト・グラフ・イラストがあって、世界中の広い視野を持った科学の最先端の記事や論文に接することができました。
nature は週刊誌です。各号は本文約150ページから180ページありました。
物理学会誌は月刊で毎号約150ページです。天文学会誌も月間で毎号約50ページです。
だから目を通すのが大変です。HPにも nature の各誌の記事があって、概要が紹介されてあり、翻訳もあるので助かります。

北海道YMCAで「おもしろじっけん教室」を毎週木曜日に受け持っています。
小学生高学年コースの児童に、この nature を人数分見せて、プレゼントしました。家に持ち帰って、大いに話題になったようでした。親は、「これはすごい科学誌だよ」、「これを大事に持っているのだよ」、「これに掲載されることが科学者の誇りだよ」といいました、と次の週に子供たちは興奮気味に話してくれました。

私は、10代の高校生の頃から物理学を志してここまで来ました。この歳になって、偶然のチャンスがあって、nature から1年間のご褒美を頂戴したように思えます。こんな嬉しさをしみじみ感じています。