さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

さっぽろ物理塾  立体凧を揚げました

2011-02-28 13:06:11 | 日記・エッセイ・コラム

小学生の自由研究で立体凧を作るアドバイスをしました(1月初旬)。一人は、60cm正方形で奥行き30cmの物です。表面は、赤い蛸のデザインです。もう一人のは、径60cm、奥行き30cmの物で、表面は、火の鳥のデザインです。子供たちは熱心に作りました。

学校で展示しても、こんなの揚がるの?と言う人、多かったようです。

2月27日(日)午後、札幌市北区の屯田みずほ通り公園で晴天になって、とても条件が良かったので、揚げました。

糸の長さは、100mと150mです。ぐんぐん揚がりました。糸を持って走らないのです。これがこつ。デザインも、目立ちました。安定していて、ワイヤレスデジカメを付けたら、どんな下界が見えるだろうと思いました。

この風景は、人も糸の先の揚がった凧も、それはそれは美しいもので、楽しい体験でした。

このブログ、けっこう多忙で、画像を付ける時間がありません。残念です。

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「太平洋の奇跡」を見ました

2011-02-26 09:27:53 | 日記・エッセイ・コラム

新聞・TVでチラチラ記事があって、気になっていた映画「太平洋の奇跡」を見ました。もう、ずいぶん映画館での映画を見ていません。

見た甲斐がありました。久方ぶりに日本人を見た思いです。私も、あの状況であったら、あの大尉のようにするであろう、したいと言うのが感想です。この年になって、あの映画の人々、日本人もアメリカの人々も現実にいたこと、分かります。命をつないできた先人の精神を学んで体現した人々の映画でした。

日本が狂気の時代にあって、世界もヒステリックにあって、しかし、生きること死ぬることを真剣にしている映画を見ました。人の誠意と意地が誇りだと思っていますから、なおのこと感動しました。

あの時代、こんな人々がいたことを、国内にも満州にも海外移民にも軍隊にもいたことが、戦後の日本の下地にあると、私は考えています。

今の時代、日本と言う果実は熟したのでしょうか。これから下手をすると腐るのでしょうか。

熟した果実には、種子があるもの。私はその種子の肥やしになりたい。熟した果実が腐っても、中の種子の萌芽を守って育てる肥やしでありたいものです。  

水耕栽培では、微量要素が欠けたいびつな文化になることでしょう。

親はもちろん、学校教師も大学の先生も、もうチャラチャラひらひらの大人にはならない、これからの時代を洞察して、子供に接しようではありませんか。

あらゆる分野の古典は、長く続く内容があることに感銘を受けます。すべての古典を読む、聞く、見る、触れることはとても不可能ですが、幾つかにでも触れること大切な経験になりました。

映画を見て、あの大尉の部下、住民の真剣、そしてあっぱれな敵の将校の意気を感じる精神を持ち続けていたいと思った映画でした。いい映画を見ました。

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さっぽろ物理塾 医療とIT連携のフォーラム

2011-02-21 11:06:59 | 日記・エッセイ・コラム

「北海道南西部・広域医療連携ネットワーク・フォーラム」が20日(日)にありましたので出席しました。

1 約40年前、物理学会で神経を伝わる物理現象としての電気現象を将来のコンピュータに展望する研究を知りました。人体における情報(感情や心をも)・センサーの研究と実用が具体的に進みだしました。「人間工学」や「人工知能」の研究が始まって以来、「脳科学」や「感性工学」に進化して現在に至っていると私は認識しています。

2 現在、ITは、医療・地域医療を北海道にてこそ大きな役割を果たすさきがけを講演に感じました。こういう医療には、現場の熱心な医師を支える医療システム、行政の役割そして地域住民が理解して支持する大切な時代に入ったことを感じました。医師・行政・住民の熱意が無くては機能しないだろうとも感じました。ITは、社会の神経システムとなっています。これが、人の神経・感情と相互に作用し始めた時代になったことを知りました。

3 IT により、医療は内視鏡等さまざまの検査やデータ蓄積と分析から、診断、手術そして術後の経過に至るまで進化する時代になってきています。

4 これからは、IT情報は、薬の役割を果たす機能が期待されます。

5 上記のすべてに、医師や看護師や薬剤師や理学・機能療法士や医療・健康にかかわる業種の人の優れた資質への向上心が求められていると感じました。政治も教育も各産業界も、どんな人達がいるのかいないのかにかかっているのですね。

6 こうしたことを支える最大の条件は、私たち住民の貧富ではない理知にあると改めて自覚しました。

   3月5日(土)には、札幌青少年科学館での「宇宙セミナー」に参加します。

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さっぽろ物理塾  勉強中に眠くなったら

2011-02-17 10:12:59 | 日記・エッセイ・コラム

学校の授業や勉強中に眠くなる人がいます。わたしもそうでした。

教師になって、経験を積んだあるとき、気がつきました。観察していると、多くの場合、呼吸がとても浅くなっているのです。授業(講習・研修)中に呼吸が、無意識に浅くなってしまっています。集中が途切れ、眠くなったり意識がもうろうとしています。

考えられることは、血中酸素が少なくなり、自律神経の作用もあって血行が不良になります。それで、脳への血流が減少して、脳の働きが弱くなります。

訓練方法があります。腹式呼吸で、深呼吸をゆっくり10回ほどすると効果があります。人により、適正な呼吸の速さや回数があるようです。浅い呼吸にならないように意識すると改善する人が多いです。

緊張すると、浅い呼吸になる人もいます。

緊張を欠くと、浅い呼吸に呼吸になる人もいます。

私は、このような人を多く見てきました。このような事例に対処してきた恩師からヒントを得て、今では自分にも子供たちにも役に立っています。

就寝中の朝方、こむらかえりで足がつった時にも、ゆっくり10回の複式深呼吸で楽になることが多いものです。やはり、呼吸が浅くなっている時に、こむらかえりは起こりやすいようです。

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さっぽろ物理塾  「はやぶさ」帰還カプセルを見ました

2011-02-13 11:31:27 | 日記・エッセイ・コラム

12日(土)、札幌市青少年科学館に「はやぶさ」帰還カプセルの部品展示を、小学生3人を連れて見てきました。

見学者は、熟年がかなり多いことに気がつきました。子供づれが少ないことに、やはりかと思いました。

実物4点は、私の感動をさらに高めました。特にパラシュートの状態が良いのを見て、改めて耐熱・耐震技術に優れた作りに感銘しました。ヒートシールドや搭載電子機器部の外見からの構造をじっくり観察したかったのですが、進みながら見てくださいとの誘導で、実質5分間しか見ることができませんでした。実に残念でした。ルーペを持って観察したい心境でした。せめて、ふた回りしても良い配慮があったら、印象がさらに強くなった人が増えたことでしょう。入口を2時間ほど観察していましたが、押すな押すなの様子には程遠いものでした。

「はやぶさ」のプロジェクトが取り組んだこれまでの理論、部品材質、各段階の実験、組立を経て打上げにいたる技術がイメージ出来ました。人、物、資金、情報を統括するシステムのご苦労を感じました。

こうしたシステムと技術は、もう、汎用化して物作りに役立てるはもとより多くの人々を元気にしていることでしょう。

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