さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

さっぽろ物理塾 種子島のソテツ5年目

2013-04-29 09:54:52 | 日記・エッセイ・コラム

以前に、指宿・屋久島・種子島・鹿児島旅行をしました。
種子島の南端で道端のソテツの根元でくるみ程の大きさの種を見つけました。
ガイドさんは、なかなか発芽しませんよ、と教えてくれました。
北国の札幌に持ち帰り、鉢に植えてみました。
なかなか芽が出ません。数カ月して春になり、芽が出ました。ちょこっとです。
初めて見る1本の葉でした。次の年にもう1本の葉が出ました。
その次の年に、もう1本の葉が出ました。
どれも鉢のまん中に、ではありません。種の周りに生えたように見えました。
しばらくは3本の葉のソテツでした。

さらに今年になって、ついに3本の葉が同時に出ました。
24912_020
鉄砲伝来の場所の近くでしたので、銅像も、崖も思い出します。

古来、日本では弩弓や戦車や石造城を取り入れませんでした。
しかし、この鉄砲で戦略・戦術の転換があって、戦国時代が終焉
した、と私は考えています。

日本人は、不思議です。
どんな武器も遊び道具にしてしましました。
刀は竹刀に、弓は遊戯に、砲弾は花火に、鉄砲は紙でっぽうに。
鉄砲は300年間、ほとんど改良がなかったのです。火縄くらいでしょうか。

それが幕末の新式銃の輸入で、銃撃戦がかわって、政権が代わりました。
大義名分や変革の理念など、二の次の方便でしかなかった、と私は考えています。

21世紀の今の時代、日本は世界はどこえ向かっているのでしょう。

誰が、何のために、何を煽っているのでしょう。

国民、大衆、人民、勤労者・労働者、知識人とはどんな人を言うのでしょう。

進歩とは、どんなことでしょう。
革新とは、どんなことでしょう。
保守とは。どんなことでしょう。
平等とは、どんなことでしょう。
民主的とは、どんなことでしょう。
平和とは、どんなことでしょう。
グローバルとは、どんなことでしょう。

ややこしい時代になりました。


春の箱庭に咲く花

2013-04-28 14:12:17 | 日記・エッセイ・コラム

24912_012 

福寿草の花ははなびらが金色に光っています。美しい。実物はとても美しいものです。

24912_013_2
この花の名前が分かりません。可憐にうつむいて咲くとても美しいのです。

24912_018
クロッカスに少し似ていますが、一輪でも目を引く美しさです。

Dsc01078
数年前の秋も深くの頃、姪の葬儀があって、夫婦で高崎に行きました。
帰りに、切ない気持もあって、鎌倉の円覚寺に寄りました。
抹茶を頂き、垣根に植えてある茶を見て歩きました。
茶の実が落ちていてので、拾って持ち帰りました。
この実を鉢に植えて、居間に置いてみました。
姪の四九日頃、芽が出たのです。
三月も末になって、新芽が出ました。
四月に入って、鉢を外に出しました。
寒いので、ゆっくり成長して、画像に見える葉になりました。
新葉をもぎ取って、噛んで見ました。
コクのある少しの味がして、
ああ、これがお茶になるんだ、と感じました。

北海道でのお茶の栽培を知りません。


さっぽろ物理塾 福寿草が咲きました

2013-04-19 17:36:12 | 日記・エッセイ・コラム

10坪ほどの裏庭のかたすみで、ふくじゅそう(福寿草)が咲きました。
デジカメでもフィルム写真でも、この花の金色は表現しにくいでしょう。

とても美しいのです。この光る金色あるいは山吹色が。

Dsc01073

今年は、特に美しいのです。色と光の妙味を見ています。

思い立って、コーヒー生豆を買いに行きました。
ほぼ、年に1回はkg単位で買います。
陽気が良くなったら、ガーデンテーブルで、焙煎しましょう。
焙煎機は、ずいぶん前に、長くブラジルで農業をしていた伯父
の図面を加治屋さんに見せて作ってもらいました。
平行バーナーのカセットコンロで焙煎します。
約35分で、300gを焙煎できます。
いろいろ試行錯誤して、約20年、だいたい定まりました。
入れ方にも、コツがあります。
とても旨いのです。
熱量と熱伝導と成分抽出の実用、しかもデリケートな応用です。
シュラスコの後では、皆さんにふるまって、喜ばれます。
シュラスコパーティーは、物理と化学と生物学の応用です。
ふと、厳粛な気持ちにもなるときでもあります。

これからクロッカス、水仙、桜、つつじ、洋しゃくなげ、ぼたんなど
つぎつぎ咲くでしょう。
春からの景色の彩を、今年も楽しみましょう。

このブログは、小学生、教え子、かつての高校や専門学校の同僚、
サークルの仲間、学生時代の仲間や私の知らない人達が折にふれ、
読んでいるようです。
ときどき、催促されます。嬉しいことです。

今年度のYMCAでの授業が始まりました。
リピーターの子供が何人もいるのです。
新たな緊張で、学校と家庭をつなぐ科学でもあります。
昨日のテーマは、「重心をさがす」です。
割りばしの重心から、地上にある物の重心、人工衛星では?、
月では? 話題は広がりました。


子供の科学はおもしろい

2013-04-14 15:36:15 | 本と雑誌

札幌北区の屯田にあるイトーヨーカ堂に「i・BOOK」という書店が入っています。
毎月、「子供の科学」誠文堂新光社680円の入荷が楽しみです。

これが面白いのです。ずいぶん以前から購読しています。
今では、おもしろじっけん教室(YMCA)の授業に、大いに役立っています。

「子供の科学」を初めて手にしたのは、小学生の時でした。63年も前のことです。
間もなく母が病気になり、お金がかかるので買えなくなりました。
大人になって、自分の給料でこの科学誌を買ったときは、静かに感動しました。

定年になって以来、定期購入しています。毎月読んでいるのは「物理学会誌」と
「子供の科学」です。不定期に読んでいるのは「日経サイエンス」「文芸春秋」です。

「子供の科学」を侮るなかれ。面白いのです。
今年は、発刊90周年とのことです。

大人で、これを読んで、ばかばかしいと思う人はいないでしょう。
大人としての素養を持っている人は、子供の発想を、ふしぎを侮
ることはないでしょう。
毎号、「nature」などの第1級科学誌の記事の紹介もあります。
すなおにおもしろさを感じる科学誌です。

高校生でも、十分に楽しめますね。
高校生が読むと、毎日勉強していることの励みになることでしょう。
きっと、科学者や技術者も読むと、新たな発想が閃くのではないでしょうか。

5月号で、私が興味を持った記事は「なぜいろいろな動物がいるのか?」と
例の「隕石がやってきた」です。

 最近、不安を感じて「解析学」を復習し始めました。
 自分の数学に、あれと思う欠落がいくつもあります。
 学生時代に、数学をしっかり勉強しておく事の大切さに、
 今更ながら反省しています。


さっぽろ物理塾 4月というのに

2013-04-04 09:09:06 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の裏庭
 雪が約1mもあります
 こんなこと、初めて
朝からポカポカ陽気
今日は、雪はどれくらい とけるかな

 YMCAでの「おもしろじっけん教室」
 新年度の準備をしました
  AコースとBコースがあります
  ABとも38回分のテーマを作りました

子供の好奇心は 意欲は
ときとして すごいひらめきがあります

こどもの科学誌「子供の科学」は
大人が読んでも ??? がいっぱい

 今年の科学界は
 すごいことが幾つも出現する兆候があります
  100年前の「相対論」や「量子論」の出現にも似た
 そんな兆候があります

 楽しみです