さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

私の万葉うた 一区切りです

2009-07-20 12:38:23 | 日記・エッセイ・コラム

  かつて、北海道の高校の教職にありました。

  高校生の頃から、万葉集や平家物語を手放さずにあれこれ読むこと好きでした。

  北海道の3高校の物理の教師になって、それから教頭になって、校長になって

  十勝の高校にいたとき、思いついてはメモしました。

  これで、全部です。

  定年後10年、専修学校の仕事をしました。これも9月で終わります。

  認知症両親の8年来の介護も夫婦で勤め上げました。

  2年前に継母を、このたびは父を、昨日49日の勤めで終わりました。

  脈々と命を繋ぐことの実感の日々です。

  お金は使い果たしました。執着は沸かないことが私の特徴かなと感じています。

  自宅で「さっぽろ物理塾」を開こうと準備してきました。中学生も高校生も大人も

  物理を面白くなると、えせ科学・偽科学は亡くなるでしょう。受験には早道でしょう。

 日本画も思うままに描きたいものです。若者に素敵になってもらって、教職について

 もらう支援・手伝いもしましょう。

 そんなことを考えています。

  

  


私の万葉うた

2009-07-20 12:09:01 | 日記・エッセイ・コラム

       3学期の初めに生徒たちに

始業式 十勝寒さのきんとして 希望を込めて志語る

       酷寒の岩上に立つ木

空光る十勝野の今朝も崖に立つ 強きみずなら見とれてしばし

       巣立つ若者に壇上で

きりりと立ち小声の礼語にじんときて 卒業式の手渡しの証書

       生きる悩みに言葉を得たく

孔子もブッダもキリストもなぜ書かぬ われ知りたくも弟子に書かせて


私の万葉うた

2009-07-09 20:46:26 | 日記・エッセイ・コラム

      十勝冬の景色

小雪舞う十勝野の松黒く見え 師走の街の外に目を向け

      はまり込む別の仕事がある思いにかられて  

したいことあれこれ想い迷い気に 意義づけんとついはまり込み

      定年まじかに 後のことぼんやりイメージして

正月に光る空見て望み込め 今年の夏はどこにいるかな

      三学期の始業式のあいさつ

始業式 十勝寒さのきんとして 希望を込めて志語る