さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

TVドラマも文学も人殺しばやり

2019-07-15 10:26:32 | 日記・エッセイ・コラム

毎日のTV番組表に、どの局でも殺人事件で人が殺されている。
いったい、日本ではTVドラマで、毎日何人が殺されているのだろう。
妄想にしても、マネする人のいるであろうことを思わないのだろうか。
書店でも、殺人小説がずらりと並んでいる。
芥川賞や直木賞作家の多くは、間もなく殺人作家になる。
人を殺さなければ、売れないのか。
で、書く人も読む人も、原発は命にかかわるから反対だという人がなんと多いことか。
この世界もポピュリズムに陥っているのか。

デビュー作を読んで、人の生きるすがすがしさに感動したのに、
しばらくして殺人作家になっていることで、がっかりする。

平和を守れという人、平和を守るために戦うという。
今を平和とは思っていないらしい。矛盾。
僕はこのような人は、口先だけだ、と思ってしまう。

すき焼きを食べながら、貧しい人のために戦うという。
格差拡大反対と言いながら、自分を貧困とは思ってはいない。
 矛盾

選挙が近い、誰にどの党に投票しようか、迷ってしまう。






 

 


鐘の鳴る丘

2019-07-08 20:46:57 | 日記・エッセイ・コラム

70年ほど前の小学生のころ、夕方には急いで家に帰ったものです。
ラジオ番組「鐘の鳴る丘」を聞くためです。
情景を想像して、子供ながらに涙したものでした。
映画化されたものも、ほとんど見ました。
関東の親戚からも聞きました。あんなものではなかったんだよ、と。
当時の僕世代の多くの孤児・少年・少女はその後どうしているのだろう、と気がかりでした。

今春からのNHK朝ドラを視聴して、改めて思い出しています。
もう70代から80代でしょう。どんな一生であったのでしょう。
8月に限らず、切なく思い出します。

参議院選挙のさなかです。どの政党のどの候補のポピュリズムが、なんとも空しく聞こえます。
でも、国民としての義務を果たします。そのうえで、権利を行使します。

古代の17条憲法、いわゆる明治憲法そして現行憲法に流れる共通の「和」を感じています。
恐れるのは、現実に呼応して追加・改定をなおざりにして抽象化してしまっていることです。
だんだん拡大解釈が可能になりつつあるのを知ります。明治憲法しかり、現行憲法しかりでね。
科学や技術そして芸術もスポーツも国や国境の概念が不要になりつつあるのに、政治は地球規
模で機能不全に向かっているように思えてならないのです。

 

 





日本には、古代から悪魔はいない、と思う

2019-07-04 11:22:59 | 日記・エッセイ・コラム

子供のころから、日本のも外国のも、昔ばなしや伝説を読むのが好きでした。
大人になって、「旧約聖書」では主なる神と悪魔が対峙していると認識しました。
「古代印度の伝説と神話」にも、悪魔が時として現れます。

日本の神話や伝説は怨霊のことは多くあります。でも悪魔が見えないのです。
どうも自己内意識の怖れあるいは恐怖のなせることと思われます。
悪魔とは異なるのでしょう。

悪魔はどうしようもない外的要因、怨霊は人間の内的要因といえる、と
考えています。

先週「ギルガメシュ叙事詩」を読み終えました。
旧約聖書のルーツここにあり、と知った思いです。

こう考えた頃から、気持ちが気になりました。