さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

白内障を手術しました

2023-10-11 16:14:34 | 理科実験

クラシック喫茶ウイーンが・・

 札幌狸小路7丁目 「ウイーン」が閉店していました。何とも 残念  とても残念今月(2月)半ばの午後、「ウイーン」に行きました。進路が決まった高3の孫を伴って、私の心のオ......

8月に、大塚眼科病院で白内障の手術を二週に渡って、受けました。
まず、右眼を、次いで翌週に左眼を、一泊二日の入院での手術でした。
右眼の手術をして、翌日、眼帯を外しました。右眼で見える景色、薄いブルー
で光いっぱいに見えます。左眼での今まで見える世界は、薄いセピア色です。
 億週、左眼の手術を受けました。で翌日、眼帯を外しました。世界が薄い
ブーに光り輝いて見えます。
 考えみました。なんで、これまでの世界が薄いセピア色に見えていたのか、を。それは、可視光のうちの波長が短い青系光は、レンズである水晶体が濁っているので、その濁りの物質に当たると吸収されて、眼球に入るのが減少する。そのため、赤系光が強調されてセピア色に見える。
透明なレンズを入れると濁りが無くなる。すべての可視光が眼球に入る。
これまで、網膜に結ぶ像を通常の世界の像と脳が認識していた。
それが、青系光が増えた像が網膜に結ぶ。脳は青系が増えた像と認識する。
世界が薄いブルーでまばゆく見える、と。
小さな文字が見えます。手術後、感染症対策で眼薬を長く続けています。
そのためもあって、まだ文字が少しぼやけて見えます。日に日に、小さい文字の文章が読みやすくなって、嬉しいです。
これまでの眼鏡が沢山あります。メガネの必要がない生活です。
外出は初めて購入した、セピア色のサングラスを用いています。
まぶしい、と脳が認識してるのでしょう。



炭素Cをダイアモンドにする、妄想

2023-02-12 14:15:56 | 理科実験

クラシック喫茶ウイーンが・・

 札幌狸小路7丁目 「ウイーン」が閉店していました。何とも 残念  とても残念今月(2月)半ばの午後、「ウイーン」に行きました。進路が決まった高3の孫を伴って、私の心のオ......

もう10年以上も前の話です。日本エステティック専門学校の仕事をしていました。1990年代後半は、ある協会の全国理事も務めていました。応用化学研究の人たちとのインフォーマルミーティングの機会が何度かありました。
 地球温暖化の話もしました。僕、木炭や大気中CO2は高圧・高温中での反応でダイヤモンドに結晶化できる時代はあり得ないとは思わない。分子・原子の量子論が進展して常温での結晶化ができないものだろうか、と。妄想です。
 すると、ある人が言いました。実は、可能性があって、研究室で取り組んだことがある。しかし、注意を受けた。もし、ダイヤモンドを作ったら、君は東京湾に浮かぶだろうよ、と。世の中は複雑、怖いことを知りました、と。
 函館では、温泉からの熱を利用して、冷蔵庫の原理で熱交換して、発生した炭酸ガスCO2からドライアイスを製造しているので、いつの日かダイヤモンドもできるかな、と思い続けていました。
 ダイヤモンドは、いずれは半導体基板になるであしょう。AIは将来、光は電子に代わり半導体を駆け巡るであしょう。化石燃料から出た大気中のCO”はダイヤモンドになって、AIは完成するであろう、と妄想しています。


ついに、π中間子がなぜ軽いのかが村山斉博士により証明された

2021-08-01 09:27:53 | 理科実験
 不思議な面白い出来事がありました。
 6月中旬、卒業生からメールがありました。
 6月13日TVで村山斉講師の素粒子や暗黒物質についての話がありました。
孫と一緒に視聴しました。とても難しかった。60年前の物理の授業をもっと真面目に勉強すると良かった、と。
 6月27日、ネットで知りました。KAVRI IPMU 「強い力が軽いパイ中間子を生み出す仕組みを明らかに―南部陽一郎博士の予言を理論敵に証明ー」(2021年6月24日)の発表がありました。一所懸命に読みました。
 そうかついにか、と思いました。僕はいまや82歳です。パーキンソン病も患っています。1962年3月、北海道学芸大学札幌分校物理教室 1961年度卒論発表会がありました。宇宙線や放射性物質に関して、7日は次の3本、北村剛:宇宙線乾板におけるπ中間子の研究、坂東節子:仁科型宇宙線計による観測、小椋公雅:G-M 計数管による放射性降下物の研究、8日は次の3本、岡本宏之・井畑孝雄:鉛直宇宙線計、清水満:シンチレーションカウンター、東藤勇 放射線計測系のTR化がありました。
 僕はつたない発表でしたが、乾板中に写っている崩壊(ディセイ、スター)をスケッチする。その中に時折、崩壊過程が写っている飛程(トラック)を分析することでした。これと思しき飛程(トラック)の長さと濃さからエネルギーと質量を計算します。ほぼ共通のエネルギーと質量からπ中間子と決めます。π→ μ→ e のパターンに揃うのが面白くもあり不思議でした。こうしたことなどを発表して最後に、どうもμ中間子は電子eより重いが似ているように思える。πは他の中間子よりも軽いのがどうしてか不思議を感じる、として終えました。僕には分かる筈も無く、以来、宇宙線のこと素粒子のこと宇宙のことをそして現実的な放射能・放射線のことを勉強しております。
 南部陽一郎博士がノーベル賞受賞の時には、中野嘉宏先生から源論文の写しを送付して頂きました。興味が高まりました。
 そしてついに、KAVLIの村山斉博士の証明、となりました。凄いことですね。近未来にノーベル賞受賞となるでしょう。
 π中間子が解明されると、中性子と陽子はπ中間子が作用している謎が解明できるでしょう。つまり原子が存在する仕組みが解明できることです。原子が分子を作る謎も解明できるでしょう。分子が生命の根源を作る謎も、生命が出来る謎も、生命が千差万別の個体である謎も解明できるでしょう。
 さらに、不安定な原子核である放射性原子核を安定な通常の原子核に出来るのではないか、僕の若い頃からの願望が実現できるではないか、とイメージしています。
 このような物理学の世界はとてもおもしろいので、僕はあと何年生きる、の予定を立てないのです。