さっぽろ物理塾です

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希望を込めての日記・エッセイです。

映画「オデッセイ」 宇宙無人島物語

2016-03-14 08:49:40 | 日記・エッセイ・コラム
3月13日(日)、久方ぶりに映画を見ました。
新聞での映画評を読んで、いつか見ようと思っていました。
龍文と共通の話題になりました。
修幸が見たいということもあって、札幌駅JRシアターで見ました。

さすがアメリカならではの、久方ぶりに感じた映画。
宇宙もので、戦闘・格闘のない映画は久方ぶりです。
いわば、ひと昔では、無人島に一人で生きる物語を感じました。
にくいのは、火星に取り残されたのは生物学者宇宙飛行士。
NASA・ロケット・さまざまな実物そっくりな部品がわくわくです。
充分な訓練を経た人間の叡智と工夫で生きる、そんな映画でした。
こんな映画を見たから、私も訓練を経たら出来るかも、
と思いたい気持ちになりました。
いい気持になりました。

この映画の前に、近代美術館で「平山郁夫展」を見ました。
平山郁夫は「広島での原爆」を目の当たりにした人です。
私は彼の絵のほとんどに、鎮魂 を感じます。
人は、救いの祈りというかもしれませんが。
仏陀・祈り をテーマの展示であるか、と思いました。

仏陀を救いの教えとして伝わってきたのでしょうか。
だから広まったのでしょうか。

でも私は思うのです。
仏陀を、自らの「悟り・平穏」に生きかったお人、と。
人々は、そのことにあこがれて敬った、と。
これなら、ここまでなら、私もそうです。

中央アジアの、ガンダーラの、砂漠を行く人々の絵を見て、
静かな心になります。鎮魂の心か、と。
平山郁夫の崇高な絵を見て、いつもそうです。

いい一日を過ごしました。