中間試験や期末試験は評価でもありますが、奮起でもあります。
私は毎年1回、問題の最後に「自分で問題を通って5点、解いて10点」を課しました。
年度初めに「物理では、1回は、自分で問題を作って、それを解きなさい、と出題します」
と予告しました。試験問題は出題の範囲があります。その範囲内での問題です。
例えば
運動方程式 F=ma に関する問題を作りなさい (5点)
この問題を解答しなさい (5点)
出来る生徒は、決して安易な問題を作りません。なるほどという問題を作ります。
自分が作った問題を解けないこともありました。
物理が苦手な生徒は、それなりの問題を作ります。多くは解答していました。
自分で問題を作るとは、それなりに理解していることになります。
解答するということは、確かめることです。
大切なキーワードを捉えて知る練習です。
生徒は、自分なりのプライドがあります。頑張るものです。
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